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今年最後の仕事?!~「内膜症予防のピル」啓蒙活動

不妊治療の現場で遭遇するシーンの多い状態に「子宮内膜症」があるわけです。
超音波で見ただけで僕の方が痛くなってしまう??位の内膜症の方。
お若いうちに手術→卵巣予備能低下、下手すると早発閉経!などという方の涙も何回も見てきました。

「タイムマシンがあるなら、手術前日に戻って『その手術受けちゃダメ!』って当時の私に言いたい」

という非常にショッキングな言葉も聞いたことがあります。

なってみて初めて分かる内膜症の辛さ。
おそらく、

「タイムマシンがあるなら、若い時の私に『ピル飲んどけ』って言いたい」

という人もきっと多いと思います。
「ピル飲んでたら防げたかも」

一方で若い人は、そんな「子供を生む時」なんてなかなか思わなかろうし、まして「不妊」なんて想像もしてないでしょう。
でも、「若い時に判断しておく」って大事なんですよね。

ドクター『I』は、そんなわけで「妊活準備」という視点での啓蒙活動も行いたいな、と思っているわけです。

内膜症、「その手術ちょっと待った!」
生理痛、「本当に放っておいていいの?」

運動を展開しておるわけです。


そんな中、たまたま薬剤師さん向けの雑誌で婦人科の薬物療法について連載を書いてほしい、という依頼をいただき、現在掲載中なわけですが、そこでピルをまとめておりました。
で、ついでなら、ということで、同時進行で「ピルのホームページ」を作ってもらっていました。

↓すごいいい感じに出来上がっています!(リンク先、ご覧ください!)



こんな感じで、いろんな手法を用い、インフォームを行っていきたいわけです。


ああ、そうだ。
「年齢因子」の情報提供はこちら。
あと数席空きがございますので是非。
↓↓↓
★公開勉強会:「38歳からの不妊治療~年齢因子の正体を探る」★
ご興味のございます方の御参加をお待ち申し上げております。
  • 2018年12月24日(月・祝) 10:30~12:00 「クリニック内」
【予約法】 クリニックHP「お問い合わせ」フォームよりご予約下さい。
(参加人数をご明記ください!)


ツイッターでも常時情報提供中だったwww
↓↓↓
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今度は動画で情報提供?!

さて、一応、ドクター『I』は、「インフォームド・コンセント」に基づいたオーダーメード治療を行うことを理念としているわけです。
そのためには「インフォーム(情報提供)」を行わなければならないわけです。

クリニックに初診していただく前にいらっしゃっていただいている「治療説明会」も、この「インフォーム」に相当しているわけです。
ああ、そういえば、「年齢因子のインフォーム(情報提供)」も行っていました。
次回開催は12/9(日)です。
ご希望ございましたらご参加ください。

その他、「AIH」「卵巣予備能」の情報提供は、冊子配布を行っております。
クリニック入ってすぐ、左手に冊子をご用意してありますので、ご入用でしたらお持ちください。

その他、ホームページ「妊活外来へようこそ!」であったり(そういえば、geocities、終了らしいので、どっかにお引越ししなければなりません)、そもそも本ブログもそうした「情報提供」「啓蒙活動」の場として使っているわけであります。

そして、皆様ご自身でお考えいただいて、治療方針の決定にお役立ていただけたらな、と思っているわけです。

で、今度は「動画」を使った情報提供を行おうかと画策しているのですが、さすがに素人には動画作成はハードルが高い!(と今のところ感じている)わけですが、現在、鋭意(?)勉強中!であります。
(暇なわけではないですよwww、仕事の一環としてやっているつもりですwww)

どうせならドクター『I』らしく、「面白おかしく」「笑いながら」「医療機関らしからぬ」情報提供をしたいわけです(「お堅く、清楚に」は似合わないっしょ???www)

で、動画作成、「いろは」の「い」、お勉強しておりますwww
で、まずは「テスト」動画、作ってみましたwww
↓↓↓



「医者のブログで草生えてるの初めて見ました!」と言われたこともありますが、どうですか!!!
多分「医療機関の動画で『ゆっくり動画』」もレアだと確信しております!!!www
他にはマネできないっしょwww
(誰もしないって???www)

他所と同じことをやっていてもどうにもなりませんから!!!www

ということで、気合いだの熱血などはまったく流行らないご時世の様ですが、
「働き方改革?何それ?食べられるの?」
状態で、ビタミンBとカフェイン片手に(嗚呼、直近はビタミンCもだったwww目指せ『美白』でございますwww)さらにdutyを増やすドクター『I』でございます。

「年齢因子」の情報提供はこちら
↓↓↓
★公開勉強会:「38歳からの不妊治療~年齢因子の正体を探る」★
ご興味のございます方の御参加をお待ち申し上げております。
  • 2018年12月9日(日) 10:30~12:00 「クリニック内」
【予約法】 クリニックHP「お問い合わせ」フォームよりご予約下さい。
(参加人数をご明記ください!)


嗚呼、ツイッターでも常時情報提供中だったwww
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(不妊とは関連が薄いかもですが)子宮頸がんのope

先日のNew England Journal of Medicine(というすごい権威のある医学雑誌)に、(おそらく)産婦人科の世界ではとんでもなくインパクトの強い論文が載りました。
ごくごく簡単に要約すると
「子宮頸がんの手術(広汎子宮全摘術)はロボット(を含む腹腔鏡)手術で行うと予後が悪い。(現時点では)従来の開腹手術の方が成績がよい」
ということです。

これ、多分とんでもないビックニュースです。
「やるぞ!」と鼻息荒い先生たちは冷や水を浴びせられた状態かと思われます。

今度、婦人科腫瘍専門の先生たちの意見を聞いてこようかと思います。


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次回「年齢因子勉強会」日程決定!

はい。次回「年齢因子勉強会」の開催日程が決まりました。
ご希望がございましたらご参加ください。


★公開勉強会:「38歳からの不妊治療~年齢因子の正体を探る」★
ご興味のございます方の御参加をお待ち申し上げております。
  • 2018年12月9日(日) 10:30~12:00 「クリニック内」
【予約法】 クリニックHP「お問い合わせ」フォームよりご予約下さい。
(参加人数をご明記ください!)


38歳からの不妊治療は、「まだ大丈夫」と思っている方が実に多いのですが、そのお考え、はっきり言って『甘い』です。
何もかもをを投げうって、全身全霊で不妊治療に全てを捧げても、それでも『勝てない』人が大勢います。
実際には既に最終決断の時となっております。
「知らなかった」
では後悔先に立たずでございます。
(経験者は「こんなに苦戦するのか!」と、身をもってご存じでしょうが・・・)


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「トリガー」の習作(6)

今日はGnRHa v.s. hCGについて


乳癌患者さん対象、レトロゾール-rhFSHでtriggerがGnRHa(leuprolide、n=27) v.s. hCG(5000~10000IU、n=47)
乳癌患者さん対象なので、E2を気にしている。analogの方が低い。
GnRHa trigger resulted in a higher number and percentage of mature oocytes and a higher number of cryopreserved embryos or oocytes compared with HCG.
とのこと。
the total number of oocytesはGnRHa 16.4, hCG 12.8(有意差なし)
mature oocytesはGnRHa 11.9, hCG 7.4(有意差あり)
fertilization rateはGnRHa 84.1%, hCG 74.0%(有意差あり)

ほうほう。


rhFSH-アンタゴニスト法でtriggerが0.5 mg buserelin s.c. (n = 55) or 10,000 IU of hCG (n = 67)

Significantly more metaphase II (MII) oocytes were retrieved in the GnRH agonist group.
Significantly higher levels of LH and FSH (P < 0.001) and significantly lower levels of progesterone and estradiol (P < 0.001) were seen in the GnRH agonist group during the luteal phase.
The implantation rate, 33/97 versus 3/89 (P < 0.001), clinical pregnancy rate, 36 versus 6% (P = 0.002), and rate of early pregnancy loss, 4% versus 79% (P = 0.005), were significantly in favour of hCG.

GnRH analogはやっぱさすがに黄体機能をぼろぼろにするね。
「Luteal support consisted of micronized progesterone vaginally, 90 mg a day, and estradiol, 4 mg a day」
黄体補充結構しっかりやってるみたいだけど(micronized progesterone 90mg/dayがちと少ない気もするが)、臨床的妊娠率が36 versus 6%はひどいねぇ。


Thus, GnRHa induces a gonadotropin surge sufficient for oocyte maturation, but it induces a shorter duration of LH exposure than hCG. Whereas this affords an improved safety profile, the same property results in a smaller chance of functional corpora lutea
and an increased emphasis on adequate luteal phase support to maintain pregnancy rates.

ま、そういうこっちゃ。
黄体機能を壊してもいいかどうか?(黄体融解が早まるわけだ。)
OHSS回避にはいいわけだ。

Appendix

プロフィール

ドクターI

Author:ドクターI
武蔵境生息、(自称)不妊屋「ドクターI」、自己流生殖医療を語ります。

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