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卵胞内人工授精(3)

で、続き。卵胞内人工授精(2)でご紹介しましたイタリアのグループから2012年に追加報告が出ました。えっと、Comparison of intrafollicular sperm injection and intrauterine insemination in the treatment of subfertility.です。その後、何が発展したかというと、通常のAIH(=子宮内人工授精)v.s.卵胞内人工授精というわけです。普通の人工授精20組26周期 v.s. 卵胞内人工授精18組21周期妊娠反応陽性率では、通常の人工授精11...

卵胞内人工授精(2)

そんなわけで、何とも胡散臭い「卵胞内人工授精」ですが、近年論文が載ってました。まず紹介するのはこちら。えっと、Feasibility and results of a modified intrafollicular insemination technique for treating primary infertility.で、2011年のJ Assist Reprod Genet誌に載りました。イタリアからの報告ですね。結論から言うと9組のカップルに行って、妊娠反応陽性4組(44.4%)、臨床妊娠3組(33.3%)とのことです。うむむむ...

卵胞内人工授精(1)

以前、卵管内人工授精と呼ばれている方法があるが、今年のHum Reprodでけちょんけちょんにダメ出しされている、というご紹介をいたしました。えっと、卵管内人工授精は妊娠率を上げるのか?ですね。では、この方法が生き残るとすると、可能性があるのは男性因子ではないか?ただし、希釈が通常の(子宮内)人工授精に比べて薄まるので何とも言えないが・・・、とも書きました。卵管内人工授精??ということで、かなり風向きは悪い...

卵管内人工授精は妊娠率を上げるのか?

英語の論文をチェックしていると、なかなかユニークな治療法が紹介されていることがある。その中でも時々目に付くのが、「Fallopian Tube Sperm Perfusion」というもので、日本語に訳すと「卵管内人工授精」となるらしい。しかしながら僕の固い頭で考えるに、どう解釈しても何かしら利点があるように思えず、いかにも胡散臭いのですが、ちゃんとコクラン(2009年)にも紹介されている代物である(IUI(←AIHのこと)に比べ妊娠率は...

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プロフィール

ドクターI

Author:ドクターI
武蔵境生息、(自称)不妊屋「ドクターI」、自己流生殖医療を語ります。

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