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健康行動への介入に関する心理学的理論(4)

書いている僕自身も少し嫌になってきましたので(笑)、これで最後にしようかと思います。最後の内容は「合理的行動理論」と、その応用である「計画的行動理論」です。どちらの理論も「ヒトが何かしらの行動を起こす」為には、「行動しよう!」「やろう!」という考え(行動意図:行動をとる可能性の認知)が必要と考えるわけですが、この行動意図がどのように形成されるか?(何からできているか?)ということが説明されています...

健康行動への介入に関する心理学的理論(3)

さて、今日は、「健康信念モデル(Health Belief Model)」について解説してみたいと思います。これまた確かによく考えられていて、色々なシーンで使えます。そもそものきっかけは、アメリカでの検診から始まったそうです。無料同然の検診をやってもなかなか住人は参加してくれない。どう考えても受けたほうが得すると思われるのに。なぜだろう?この現象を社会科学的に解釈したのが「健康信念モデル」なのだそうです。例えばここ...

健康行動への介入に関する心理学的理論(2)

「理論横断モデル(transtheoretical model)」の続き行きましょう。復習すると、「今までの不健康な生活習慣から、新たに健康にいい生活に変えよう!」(難しい言葉でいうと「行動変容」)という人には5つのステージがあるのでした。無関心期(pre-contemplation)関心期(contemplation)準備期(preparation)実行期(action)維持期(maintenance)で、その人が今どのステージにいるのか?を見極めて、その時期に適したアドバ...

健康行動への介入に関する心理学的理論(1)

昨日、「『痩せ』の対応(介入)は難しいのです。」というお話をしました。他にも同じような話はいくつもあるわけです。・禁煙したほうがいい・体重コントロールしたほうがいい・食生活を改善したほうがいいetc etc保健医療的に、いわゆる「健康的な生活習慣」を行ったほうがいい、というのはわかる。「わかっちゃいるけどやめられない」というわけですな。で、僕らの立場でも「何でこの人禁煙してくれないんだろう?」「何でこの...

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ドクターI

Author:ドクターI
武蔵境生息、(自称)不妊屋「ドクターI」、自己流生殖医療を語ります。

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