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排卵誘発としてのレトロゾール(フェマーラ)のエビデンス(9)

今日(2015年4月)現在、アロマターゼ阻害剤は排卵誘発剤としての効能は認可されておりません。即ち、アロマターゼ阻害剤を排卵誘発目的に使用することは、完全に適応外使用です。仮に実臨床上、排卵誘発剤として使用する医療機関があったとしたら、それは処方する医療機関(医師)の責任の上で、患者様との十分なインフォームドコンセントが形成され、両者合意の上で処方されている筈です。よって当然ですが、本ブログはアロマタ...

排卵誘発としてのレトロゾール(フェマーラ)のエビデンス(8)

今日(2015年4月)現在、アロマターゼ阻害剤は排卵誘発剤としての効能は認可されておりません。即ち、アロマターゼ阻害剤を排卵誘発目的に使用することは、完全に適応外使用です。仮に実臨床上、排卵誘発剤として使用する医療機関があったとしたら、それは処方する医療機関(医師)の責任の上で、患者様との十分なインフォームドコンセントが形成され、両者合意の上で処方されている筈です。よって当然ですが、本ブログはアロマタ...

PCOの排卵誘発は・・・(2)

先日、PCOに対する排卵誘発について、コクランが「クロミフェンよりアロマターゼ阻害剤」とした、というのを紹介いたしました。えっと、PCOの排卵誘発は・・・で、今年7/10のNew England Journal of Medicineに、いよいよ「PCOに対するレトロゾール v.s. クロミフェンの二重盲検多施設共同試験」の結果が載っておりますので、この論文をご紹介しておきたいと思います。えっと、管理人注として、「New England Journal of Medicine...

高刺激誘発後のOHSS回避目的のアロマターゼ阻害剤

排卵誘発の合併症に卵巣過剰刺激症候群(OHSS)があります。僕が研修医の頃は、入院管理やら、真夜中の救急外来で「お腹が張る」やら、しょっちゅう拝見させていただきましたが、最近流石に入院適応になるほどのOHSSはほとんど見なくなりました(時代の経過+地域特性もあるのかもしれませんが)。かくいう僕も高刺激をやるのですが、OHSSハイリスク時には全胚凍結で回避してしまいます。高刺激時のOHSS回避には、全胚凍結以外にも...

PCOの排卵誘発は・・・

コクランは今年、「PCOに対する排卵誘発」に対して、いよいよ「クロミフェンよりアロマターゼ阻害剤」としました。リンクはこちら。Aromatase inhibitors for subfertile women with polycystic ovary syndrome.です。【臨床的妊娠率】14の無作為化比較試験で、「レトロゾール-タイミング」 v.s. 「クロミフェン-タイミング」の結果、「レトロゾール群」の方が臨床的妊娠率が高かった(オッズ比 1.32(95%CI 1.09-1.60))。【出...

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Author:ドクターI
武蔵境生息、(自称)不妊屋「ドクターI」、自己流生殖医療を語ります。

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