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NICEのガイドラインを時々ななめ読みしてみる(4)

今日は「精液検査」。PDFの18ページです。1.3.1 Semen analysis1.3.1.1初期検査として行われる精液検査は、以下のWHOの「基準値」と比較する。精液量:1.5ml以上pH:7.2以上精子濃度:1500万/ml以上総精子数:3900万以上運総精子:40%以上または高速運動精子:32%以上生存率:58%以上正常形態率:4%以上1.3.1.2妊孕性を改善するのに効果的な治療法が確立されていないので、抗精子抗体のスクリーニングは行うべきではない。1.3.1.3...

NICEのガイドラインを時々ななめ読みしてみる(3)

さて今日は、「プロラクチン」です。PDFの21ページの上の方です。。1.3.5 Prolactin measurement1.3.5.1妊娠を希望している女性に対しての血中プロラクチン測定は行われるべきではない。血中プロラクチン測定は、排卵障害がある場合、乳汁漏出がある場合、下垂体腫瘍がある場合のみに限られるべきだ。Women who are concerned about their fertility should not be offered a blood test to measure prolactin.「should not」です...

NICEのガイドラインを時々ななめ読みしてみる(2)

さて今日は、「フーナーテスト」です。PDFの19ページの真ん中あたりですかね。1.3.2 Post-coital testing of cervical mucus1.3.2.1後の妊娠率を予測する価値ろ持たないので、性交後検査(フーナーテスト)をルーチーンで行うことは推奨できない。はいっ。気持ちよく完全否定でございます。僕も何度か書いたかと思うのですが、「頸管粘液」の考え方は不妊治療を行う上で非常に重要なのは間違いないのですが、それを評価するための...

NICEのガイドラインを時々ななめ読みしてみる(1)

【NICEのガイドライン】イギリスのガイドラインです。イギリスの医療事情は、良く知らないのですが、まあ、それなりに問題があったんでしょうね。で、その状態を改革しようと、ブレア政権の時代に国立臨床評価機構(National Institute for Clinical Excellence:NICE)という組織が作られ、いろんな病態に対するガイドラインを作ったのですね。で、これが、「医学的効果(エビデンス)」+「医療経済」の面から構成されているのです...

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ドクターI

Author:ドクターI
武蔵境生息、(自称)不妊屋「ドクターI」、自己流生殖医療を語ります。

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