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男性不妊に対するアロマターゼ阻害剤(6)

【目次】男性不妊に対するアロマターゼ阻害剤(1)男性不妊に対するアロマターゼ阻害剤(2)男性不妊に対するアロマターゼ阻害剤(3)男性不妊に対するアロマターゼ阻害剤(4)男性不妊に対するアロマターゼ阻害剤(5)ちょいと久々にアロマターゼ阻害剤の男性不妊治療への状況をupdateしておこうかしら。Current medical management of endocrine-related male infertility.は、2016年のreviewですね。以下論旨箇条書き。アロマターゼ阻害剤...

肥満と男性不妊(7)

過去に、「肥満と男性不妊」と題し、「メタボの合併症」の初発症状が「男性不妊」である方もいらっしゃるわけで、その段階でその方が意識を変えたら、その方の「生命予後」を変えられる可能性があるのだ、と論じたことがあります。えっと、肥満と男性不妊(1)肥満と男性不妊(2)肥満と男性不妊(3)肥満と男性不妊(4)肥満と男性不妊(5)肥満と男性不妊(6)です。この内容に関連して、見事にその傾向を示したデーターがあったのでお示しし...

「触って行こうぜ!」

こちらのインタビューでも答えたのですが、僕が不妊治療の修行をしていた時代の「ボス」の言葉。「もしも自分が肺がんにかかったときに、主治医が痰だけを見て、診察もしてくれずに治療方針を決定したら、その医者に治療を任せるか?任せないだろ。診察してもらって、触ってもらって、採血も見てもらって、画像診断してもらって、信頼関係を築いて、初めてその医者を信用し、治療を任せるだろ?」「所が不妊の世界、精液だけを見て...

男性不妊に対するアロマターゼ阻害剤(5)

で、先日(2/22)に行われた性機能学科東部総会の演題から。「新規治療クロミフェンおよびアロマターゼ阻害薬併用療法における安全性」という演題で、東邦大の小林先生の演題です。話は、なんと、この演者の小林先生自らクロミフェン+アナストロゾールを1年間飲んでみた、という内容でした。ホルモン的には、クロミフェン単独療法に見られるE2上昇を軽減することができ、テストステロン値のみを上昇させることができた、というこ...

男性不妊に対するアロマターゼ阻害剤(4)

昨日の続きで、論文の本体部分行ってみたいと思います。造精には、高レベルの精巣内テストステロン+FSHによるセルトリ細胞刺激が必要である特発性造精機能障害には、確実な治療法は確立していないが、いくつか経験的な薬物療法が試みられている。抗エストロゲン剤であるクロミフェン療法やタモキシフェン療法は、精巣内テストステロンとFSHを上昇させる目的で使用されるが、残念ながらこれらは、テストステロンと同時にエストロゲ...

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ドクターI

Author:ドクターI
武蔵境生息、(自称)不妊屋「ドクターI」、自己流生殖医療を語ります。

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