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今年のインフルエンザワクチンについて

インフルエンザワクチンにはチメロサールと呼ばれる有機水銀の防腐剤が微量ながら含有されていて、産婦人科診療ガイドライン産科編2014には、以下のごとく記載されております。チメロサールを含んでいる製剤もその濃度は0.004~0.008mg/mlと極少量であり、胎児への影響はないとされている。懸念されていた自閉症との関連は最近否定された。したがって、エチル水銀(チメロサール)含有ワクチンを妊婦に投与しても差し支えない。利...

インフルエンザワクチンについて(3)

で、チメロサールに関しては、厚生労働省が2009年の「新型インフルエンザ」の時に安全性に関するコメントを出しています。保存剤(チメロサール等)が添加されている 新型インフルエンザワクチンの使用についてで、ご覧のように、このように記載されています。チメロサールはエチル水銀に由来する防腐剤であり、複数回接種用のバイアル等の開封後の細菌汚染防止のために古くから用いられてきた物質である。1990 年代に、自閉症等の...

インフルエンザワクチンについて(2)

ということで、集団接種用のインフルエンザワクチンには「チメロサール」という水銀化合物が極少量含まれています。きっかけは、1928年1月に、オーストラリアでジフテリアの予防接種の注射薬に病原体が混入して、注射を受けた多数のこどもが死亡した事件がきっかけだそうです。で、チメロサールは微量でも強い殺菌作用があるため、ワクチンの防腐剤として添加されるようになり、その後世界各国で使われてきた、という経緯だそうで...

インフルエンザワクチンについて(1)

さて、今年もこの時期がやってまいりました。妊娠予定の方・妊娠中の方のインフルエンザワクチンについて、現在はどのように考えられているのか?を解説しておきます。使用するのは、産婦人科医のバイブル産婦人科診療ガイドライン 産科編2014の、CQ102、この中のページで言うと54ページから、PDFのページで言うと73枚目です。解説の所、読んでみます。最初の段落から。妊婦もインフルエンザに罹患すると重篤な合併症を起こしやす...

風疹と先天性風疹症候群(2)

Q5 女性が風疹の予防接種を受ける場合に注意することがあると聞きましたが?妊娠中は風疹の予防接種を受けることはできません。妊娠可能な年齢の助成は、妊娠していない時期(生理中、またはその直後がより確実)に接種を受けて、その後2か月間は避妊してください。風疹ワクチンは大変安全で、妊娠中に接種を受けたために胎児に障害が出たという報告はこれまでにありませんが、念のため注意が必要です。なお、風疹ワクチン接種後の...

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ドクターI

Author:ドクターI
武蔵境生息、(自称)不妊屋「ドクターI」、自己流生殖医療を語ります。

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