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ダイエット記録~ダイエット再開2か月

【バックグラウンド】2014/8/30 68.0kgにてダイエット開始しております!【以上バックグラウンド】最近この話題触れておりませんでしたが、一応地道にやっておりました。 2014年8月30日 2014年10月31日68.0kg→62.8kg-5.2kg/2か月(-7.65%)BMI=21.732か月でどの位落とせるかを試していたのですが、こんなもんでした。もう少し行けるかと思っていたのですが。で、普段、BMI...

Essureが日本に導入されたらいいなぁ(7)

Essureと卵管留水腫のバックグラウンド(今日までの経緯)は、こちらを御参照下さい。Essureが日本に導入されたらいいなぁ(5)ということで、「卵管留水腫例のART前卵管処置に開腹・腹腔鏡を用いずに、子宮鏡で内容液流入防止処置を施行後、ETし妊娠→出産」、という流れのcase reportを投稿していたのですが、本日掲載号が郵送されてきました。ということでいよいよ、この流れの報告が本邦の医学雑誌に正式に掲載されました。調べき...

「生殖医療の必修知識」メモ(2)

【バックグラウンド】日本生殖医学会編「生殖医療の必修知識」が2014年10月に刊行されたので、これを読んでいます。これを勉強した内容の、管理人の個人的なノート。〆(・ω・ )メモメモ。Day3 FSHとクロミフェンチャレンジテスト(p107~)<FSH値の臨床的意義>AMH↓とFSH↑は必ずしもパラレルで出現するわけでは無い。単に「AMHが低値」というのみで判断するのではなく、同じAMH値でもFSH値は様々であり、FSH値の評価が必要となる...

内膜症患者さんの「心理」

子宮内膜症は、典型的には月経困難症(生理痛)、排便時痛、性交時痛etc etc、始終痛みに苦しめられ、妊孕性が低下し(不妊になり)、破裂、感染、果ては悪性転化などの不安も伴い、その方のQOLを著しく低下させます。僕が言うのもなんですが、非常に辛そうな疾患です。本当に「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び」「歯を食いしばって」といった感じになってしまっている方もいらっしゃいます。女性特有の疾患ですが、この内膜症に苦...

ルティナス腟錠(プロゲステロン腟錠)

そんなわけで、よ~~~~~やく国内に、認可された「プロゲステロン腟錠」が発売になるようです。名前は「ルティナス腟錠」で、フェリングファーマからです。今先ほど話を聞きました。写真のような「錠剤」です。油でもゲル・カプセルでもありません。で、「発泡剤」だそうです。入浴剤みたいな感じでしょうね。腟内挿入後、水分吸って90秒で溶けるそうです。で、専用のアプリケーターが、1錠に1個付くそうです。写真のアプリケー...

「生殖医療の必修知識」メモ(1)

とりあえず106ページまで読みました。以下、僕の個人的なノート。〆(・ω・ )メモメモ。排卵の予測方法(p76~)カラードップラー法による卵巣動脈血管抵抗評価が排卵予知に利用できる可能性 ・卵巣動脈のpulsatility indexを測定 ・排卵4日前2.8→排卵日1.1±0.4 (J Clin Ultrasound 1993; 19-)尿中LH検出キット ・LH surge開始~34-36hr ・LH surgeピーク~10-12hr ・尿中LH>20mIU/mLでsurge開始と推定 ・尿中LH検出キットのcut...

生殖医療の必修知識

日本生殖医学会が生殖医療のガイドブック的な専門書を出しているのですが、その本が改訂され、先週末販売されました。「生殖医療の必修知識」という題です。2007年→2010年と改訂されてきて、今回2014年の改訂版なのですが、今回は、「単なる改定ではない!」と、生殖医学会もかなり鼻息が荒い様子です。生殖医学会のHPへ僕も早速手に入れて、週末から読み始めました。まだざっと斜め読みしかしていないのですが、確かに今回の改定...

僕は幸せ者だ(2)

僕が実際に拝見させていただくのは(当然と言えば当然なのですが)不妊治療に限っているわけではありません。僕の守備範囲に収まっている限りはなんでも拝見しています。そうした方々に、僕の動向のお知らせする目的でこのブログのページを使わせていただいているわけです。で、先日ご受診いただいた方から、本ブログをご覧いただいた感想をいただきました。「いやあ。本当に好きなんだなぁ、って思った。でも、これだけ仕事に熱中...

僕は幸せ者だ(1)

そんなわけで、現職場で現体制のまま拝見させていただけるのがあと2週間程度になってしまいました。直近の雑記その1~患者さんからのお言葉~医者と患者の人間関係というのは濃厚なようでドライである。患者さんが医者に望むのは当然「症状の改善」である。それゆえに、昨日までは信頼関係を構築できている(と思い込んでいた)人に、今日は罵声を浴びせられる、というシーンも正直何度か経験してきた。勝てば官軍負ければ賊軍の...

皆様が戻したその卵、染色体が正常である確率は何%か?(12)

では、すこし数字の検証をしてみましょう。日本産科婦人科学会が、毎年日本全国のART実施施設のデーターを全て集計し、その数字をグラフにして出してくれています。リンクはこちらARTデーターブック 2012年(PDF)の6ページ目のグラフです。一応グラフの見方を解説しておきますと、下に女性の年齢が書いてあって、紫色のグラフが流産率、数字は右側のものを見ます。赤、青、緑はARTの成績です。左側の数字を見ます。色々なグラフ...

皆様が戻したその卵、染色体が正常である確率は何%か?(11)

では、続き行きましょう。【PGSで染色体が正常だったら何%が着床し、何%が赤ちゃんになるのか?】で、PGSの結果、染色体が正常であった胚を融解胚移植するわけです。ETされた染色体正常胚は全部で134人に対し168の周期で215個の胚が移植された。implantした胚はこの215個中125個(58.1%)出産に至ったか、妊娠継続中の胚は215個中106個(49.3%)ET周期当たりでは、妊娠率が66.7%(112周期/168周期)で、11周期(9.8%)が生化学的...

皆様が戻したその卵、染色体が正常である確率は何%か?(10)

今日より始まるシリーズは、PGS(着床前受精卵遺伝子スクリーニング)の内容について触れています。僕の目的(管理人の意図する所)は、あくまで、「不妊で悩まれている方々の毎日の不安・苦しみに対し、微力であっても、ほんの少しでも何かの足しになれたなら嬉しい」という、僕の勝手な思い込みです。つまり本ページの意図は、純粋に、不妊で悩まれている方々のみを対象に海外で行われたPGSの結果のデーターを紹介させていただき...

栄養の話が出たついでに:妊娠中の体重増加について

ちょっと話の向きを変えて、「妊婦健診」の話。ご経験いただいた方もいらっしゃるでしょうし、また、将来ご経験いただく事になるでしょうから頭の片隅にでも置いておいてください。(ちなみに当たり前と言えば当たり前ですが、僕も普通に妊婦健診もしますし、分娩も診ます。時々、不妊治療から拝見させていただいていた方に、妊婦健診で当たると違和感がある、などと言われるのですが。周産期の論文を書いたこともあるのですよ。)...

ご報告(10月6日現在)

また個人的な連絡ですいません。そんなわけで、僕個人的に「これぞ理想」とする医療の形がなくもなく、その実現に向けて、直近職場を変えさせていただく予定です(2015年2月~の予定です)。それに伴い、現在の職場で現在の体制のまま拝見させていただくのは、10月末までとさせていただくことになりました。11月+12月は、木曜日のみになってしまって本当に申し訳ないのですが、現職場で引き続き拝見させていただけるようになりま...

臨床栄養学会/協会大連合大会に参加して来ました

僕は産婦人科医なのですが、産婦人科疾患(というか病態)の中に結構な割合で「栄養摂取状況に起因している病態があり、そうした病態は、当然ながら何よりも栄養摂取状況の改善が重要である」と、強く考えております。例えば、明らかに「痩せ」の女性が月経不順になるわけですが、そうした状態を普通、産婦人科医は「ホルモン療法」(例えばカウフマンとか、不妊なら排卵誘発ですかね)で治療するわけです。ただし、冷静になって考...

流産後の最適な避妊期間はどのぐらいなのか?(4)

ということで、流産~次の妊娠まで避妊期間を置くべきなのか?置くならどの程度なのか?についてまとめると、2005年のWHOの推奨は半年避妊但し、この推奨の根拠はやや弱い。否定する研究がでてきている。「3カ月」の推奨は“traditional recommendation”(伝統的推奨)と表現されている。3カ月置かなかった場合、本当に予後が悪くなるのか?というとそうではないらしく、逆にその方が予後が良いっぽい。というわけです。僕流に言わ...

流産後の最適な避妊期間はどのぐらいなのか?(3)

そんなわけで、2005年のWHO発表の「6ヵ月以上説」に反して、最近の報告では、「流産後6カ月未満で妊娠したほうが周産期予後が良い」という結論が見られているわけです。でも、一口に「流産後6カ月未満」と言っても、流産後即でも、流産後3カ月目でも、流産後5カ月目でも、全部「流産後6カ月未満」になるわけです。血眼になって妊娠を真剣に目指している方にとっての3カ月は非常に大きいわけです。じゃあ、世間一般でよく言われてい...

流産後の最適な避妊期間はどのぐらいなのか?(2)

そんなわけで、WHOも「6カ月」という推奨をしつつも、その根拠はあまりイケていない、という記載がなされているわけですが、世界には、当然これに噛みつく連中がいるわけです。つまり、流産~次回妊娠までの期間が「6ヵ月未満」v.s.「6ヵ月以上」で本当に周産期予後が違うのか?を調べるわけですね。例えばこちらは2010年に報告された論文です。Effect of interpregnancy interval on outcomes of pregnancy after miscarriage: re...

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プロフィール

ドクターI

Author:ドクターI
武蔵境生息、(自称)不妊屋「ドクターI」、自己流生殖医療を語ります。

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