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いわもと主催勉強会に向けてのプロローグ

『性愛の神(?)』いわもと、武蔵境に降臨して間もなく1年になるわけです。連日ご受診いただいた方々に、「目があったらやる」「お風呂、歯磨き、やる、寝る」「時には妻を愛でる」などなど、しつこく説法(?)を行っており、おそらく武蔵境周辺の夜は、連日愛に満ち溢れている状態になっていると推察されるわけです。ハピネス・チャージでございます。だが、まだ甘い!『性愛の神(?)』いわもと、社会啓蒙を勝手に責務と考え...

クアトロテスト(6)

そんなわけで、クアトロテストでは、計算された確率が、カットオフ値の1/295より上か下かで「スクリーニング陽性」か「スクリーニング陰性」かに割り振られるわけです。では、1/295というのは、どんな感じなのでしょうか?単純に「年齢」だけから推測したダウン症の確率を並べてみます(出典:クアトロテストの結果報告書より)20歳 1/117721歳 1/116122歳 1/114023歳 1/111424歳 1/108125歳 1/104026歳 1/99027歳 1/93028...

クアトロテスト(5)

クアトロテストは確率が出るわけですが、実はもう少しだけ踏み込んだ形で返ってきます。「Screen Positive(スクリーニング陽性)」「Screen Negative(スクリーニング陰性)」のどちらかの群に振り分けられて報告書に記載されています。これが確かに科学的にはクアトロテストの肝でもあるのですが、きちんと理解していないと非常に誤解を招きやすい点であるのも確かだと思います。何せ僕ですら、患者様の結果をチェックしている時...

月刊ベターホーム

はい。そういうわけで、取材を受けていた雑誌が発売になりました。月刊ベターホーム2月号の【特集】知っておきたい、子宮の病気の監修をしました。完全に「お料理の本」の中で異彩を放ちまくりですが(笑)。数冊寄付してくれましたので、待合室の本棚に置いておきます。見てみてください。「監修料くれる」と言っていたのですが、(やせ我慢して)「いらないですよ」とお答えしましたので、無料奉仕でございます。武士は食わねど...

クアトロテスト(4)

そんなわけで、超音波でのNTのように「それ自体が胎児異常を直接示すわけではないが、その所見が得られた場合、ある種の胎児異常が存在する確率が高まる」とされている所見があるわけです。で、そうしたものが血液検査でも存在することが知られています。その代表例が「クアトロテスト」というやつです。日本では「ラボコープジャパン」という会社が検査受託しています。この検査の原理は、胎児が検査対象疾患(具体的にはダウン症...

クアトロテスト(3)

ちょっと間が空いてしまいました。クアトロテスト(1)クアトロテスト(2)の続きです。<非確定的検査>そんなわけで、確定的検査は多かれ少なかれ「侵襲的検査」になってしまうわけです。リスクが伴ってしまうわけですね。そんな状況なので、何とか「非侵襲的に」胎児の状態を知る(予測する)ことができないのか?という発想が出てくるのは自然なのかもしれません。「非侵襲的検査」と言えば、産婦人科領域ではまず超音波ですね。産...

妊娠週数カレンダー

ご妊娠成立なさった方に妊娠週数や分娩予定日をお知らせするわけです。今ではもうすっかり目にしなくなりましたが、僕が研修医の頃は「桃缶」(正式名は知らない)と呼ばれていた、ステンレス製の円形の計算尺がありました。古い病院だと、いまだに引き出しの奥とかにしまわれているかもしれません。その後、トーイツという会社の妊娠暦計算機が広く使われていました。電卓みたいに使うのですが、革命的でしたね。ピピピと最終月経...

武蔵境発!第三次ベビーブーム

当院は開院11ヶ月を迎えました。いわもとは現在、週1日、日赤で産婦人科当直をさせていただいております。(当たり前ですが)普通に産婦人科医としてお産に立ち会っています。現在、クリニック開院当初にご妊娠成立となった方々がちょうどお産になる時期となってきています。で、いよいよ、クリニックで不妊治療を担当させていただいた方のお産に、いわもと、立ち会うようになってきました!いよいよこの日がやってきました!我な...

新たなスタッフさんが加わってくれました!~引き続き大募集中です!

あらかじめ宣言しておきます。今日の内容は宣伝!(笑)そんなわけで『武蔵境発!第三次ベビーブーム』の震源地候補に勝手に名乗りを上げている当院ですが、当たり前ですが僕一人では何もできないわけです。当院を支えてくれるスタッフさんたちがいてくれて、初めて大きな夢に向かって進めるわけです。本当に感謝感謝でございます。そんな当院に、今週新たに3人のスタッフさんが加わってくれました!皆様、よろしくお願いいたしま...

Assisted Hatchingに対する考察(8)

僕は医者になってから、それこそ直近はやったドラマのような世界の産婦人科医をやっていました。(ま、今もやってるんですが。)twin(双子)は、多くは元気な2人の赤ちゃんが生まれてきます。でも、TTTS、MD twinの一児IUFD、一方の子が具合がなにか悪くなると、もう一方の元気な子の方も犠牲にしなければならない、などなど散々痛い目を見てきました。triplet(三つ子のこと。品胎と言います)は周産期管理したことがありません...

Assisted Hatchingに対する考察(7)

そんなわけで、「透明帯」に孔をあけてしまう、という行為自体に「胚毒性」はないのか?自力でhatchできないような胚を無理矢理hatchさせてしまって本当にいいのか?という点への考察が必要なわけです。その点を考察した論文がこちら。Risk of major congenital anomalies after assisted hatching: analysis of three-year data from the national assisted reproduction registry in Japan.です。日本のデーターをまとめたもので...

Assisted Hatchingに対する考察(6)

では、Assisted Hatchingの続き。今までの流れはこちら。Assisted Hatchingに対する考察(1)Assisted Hatchingに対する考察(2)Assisted Hatchingに対する考察(3)Assisted Hatchingに対する考察(4)Assisted Hatchingに対する考察(5)で、要点をまとめると、Assisted Hatchingは、臨床的妊娠率は上昇させるようだが、現在の所、出生率を上昇させるというエビデンスは無い。(一卵性かどうかは別として)多胎妊娠率を上...

新年通常診療お1人目

そんなわけで、1/4~2016年の通常診療が始まりました。で、お1人目がご妊娠成立の方でした。(ご夫婦には本ブログに掲載させていただく旨、ご快諾いただいております。おめでとうございました!)2016年、縁起のよろしいスタートとなりました。今日も気合い入れてがんばろー!...

1/4 仕事始め。気合い入れていくぞ!

さ、そんなわけで2016年が本格始動します。気合い入れて行くよ!しかしこの正月、この気温はいったいどうしたことでしょうか?昨日、陽気に誘われ、小金井公園にサイクリングに出かけたところ、何とすでに梅の花が咲いているではありませんか!その傍らでは、これまた何とタンポポが!!各地スキー場が悲鳴をあげているというニュースを耳にしますが、身近でこんな変化も起こっているとは。...

新年3日目予約診終了

さて、そんなわけで本年、「熱血外来」を作り上げる事を目標に定めたわけです。本日も予約診が終わりました。明日からは通常診療となります。年末年始のお休み中に妊娠反応が陽性に出た方々がご受診くださるので、例年、仕事始めは楽しみです。さ、明日からもがんばろー!本ブログ的には、Assisted Hatchingの続き、まとめますね。今度ご紹介する論文はRisk of major congenital anomalies after assisted hatching: analysis of t...

箱根駅伝に触発されて

1/2、今日ももちろん午前診療。気合い入れていくぞ!クリニックに向かう前に初詣。武蔵境民にとって神事と言えばここ。「杵築大社」。開運、縁結びの神社とのことですが、基本的にすべてここ。昨日は大行列であったため、本日朝参拝。これで今年の大開運も約束されたような気分になる。予約診療終了後、たまった仕事に手を付ける。雑誌の監修の仕事を安請け合いし、その原稿チェック。縁あって、「月刊ベターホーム」という雑誌(...

「妊活外来」→「熱血妊活外来」へ進化の年にするぞ!

さ、そんなわけで新年を迎えました。武蔵野市境南町、雲ひとつ無く晴れ渡っており、新たな決意をするには絶好のコンディションでございます。欝々とした気分は全て去年に忘れて来ることにしました。今年は「アドレナリン製造機」と化し、「熱血外来」を繰り広げることを勝手に決断!アドレナリンでhCGを合成する勢いで、毛根を活性化する勢いで、行くぞ!2016年!排卵誘発+ART妊娠の方の黄体補充があり、もちろん元日から「熱血外...

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プロフィール

ドクターI

Author:ドクターI
武蔵境生息、(自称)不妊屋「ドクターI」、自己流生殖医療を語ります。

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