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自然周期に育ってきた卵は本当に「最良」なのか?(1)

体外受精を行う際には、多かれ少なかれ排卵誘発が行われることが多いわけです。一般的にはhMGの連日注射を行い複数個の卵胞を発育させるのですが(高刺激法)、低刺激法といって内服で排卵誘発を行う方法や、場合によって排卵誘発を全く行わずに完全自然周期で採卵を行う場合もあります。どの排卵誘発法が適しているのか?は個人個人の状況によって当然異なってくるわけで、使い分けを行うべきだと僕は思うのですが、一方で、「低...

勉強会(治療コーディネート)告知【2016年8月27日】

本日8/27(土)の熱血!体外受精説明会は18:30~20:00、武蔵野プレイス4階「フォーラムB」で予定いたしております。皆様のお越しをお待ち申し上げております。...

勉強会(治療コーディネート)告知【2016年8月23日現在】

さて、そんなわけで、一般不妊検査・治療を目的に当院御受診をお考え下さっている方を対象に、まず話を聞いていただこう、という目的で、★妊活外来説明会(一般不妊治療コーディネート)★という勉強会を立ち上げることにしたわけです。これには、「インフォームド・コンセント」の意味もあり、ま、「いわもと」をご評価いただく意味もあるわけです。ご評価いただき、ご納得いただいた上で、初診していただこう、という意図を込めて...

勉強会(治療コーディネート)告知【2016年8月22日現在】

さて、そんなわけで、★妊活外来説明会(一般不妊治療コーディネート)★の実施にこぎつけられそうなわけですが、スイマセン。予定していた9/3と9/17の枠が早速予約で満席になってしまった、とのことです。それ以外の日程での開催を現在調整いたしております。明日にははっきりしているように準備しておりますので、今しばらくお待ちください。...

今年のインフルエンザワクチンについて

インフルエンザワクチンにはチメロサールと呼ばれる有機水銀の防腐剤が微量ながら含有されていて、産婦人科診療ガイドライン産科編2014には、以下のごとく記載されております。チメロサールを含んでいる製剤もその濃度は0.004~0.008mg/mlと極少量であり、胎児への影響はないとされている。懸念されていた自閉症との関連は最近否定された。したがって、エチル水銀(チメロサール)含有ワクチンを妊婦に投与しても差し支えない。利...

あるレジ打ちの女性の話

職業とは、多かれ少なかれ「職人技」なわけで、当然のことながら日々のトレーニングを要し、スキルアップしてこそ初めて人様のお役に立てるわけです。しかしながら、この「日々のトレーニング」というのは言ってしまえば「同じ動作の繰り返し」であり、やっている当人にとっては「単調作業」であり、ベルトコンベアー状態なわけです。飽きもするわけです。僕らも例外ではないかもしれません。そうした「仕事」を、ベルトコンベアー...

勉強会(治療コーディネート)告知【2016年8月19日現在】

そんなわけで、体外受精・顕微授精をお考えの方に「どんなもんなのか?」という説明の場として★体外受精説明会(ARTコーディネート)★というのを定期開催しております。インフォームド・コンセント、つまり、医療機関として医療情報を皆様に提供し、その治療を受ける/受けないの判断材料にしてもらう場として、なかなかいいのでは、という感触を得ておりました。で、これを、一般不妊治療でもやりたいなぁ、と考えており、準備を...

レトロゾール周期の子宮内膜はイケているのか?(4)

では、この話題、とりあえずラスト。ちょっと難解だと思われるので、噛み砕いて解説!復習すると、黄体期(内膜的には分泌期)になって初めて「着床可能な内膜」に変化するわけですが、これを「着床の窓が開く」と表現して、よく「インプランテーション・ウインドウ」などと表現されるわけです。で、分子生物学的には、黄体期(分泌期)には、子宮内膜に「インテグリン」と呼ばれる物質が発現してきて、着床しやすくなるんじゃない...

レトロゾール周期の子宮内膜はイケているのか?(3)

で、同様にもう一本「融解胚移植周期で『レトロゾール周期』v.s.『HRT』周期」の論文を見つけたので、こちらもご紹介しておきます。Letrozole versus artificial hormonal endometrial preparation for vitrified–warmed embryos transfer cyclesです。図の「Artificial」がHRT周期、「Letrozole」がレトロゾール周期ですねとのこと。「Ongoing pregnancy(妊娠継続率)」は有意差あり、他は有意差なし、とのこと。で、この先生た...

レトロゾール周期の子宮内膜はイケているのか?(2)

で、次にご紹介するのがこちら。Letrozole ovulation induction: an effective option in endometrial preparation for frozen-thawed embryo transfer.で、論旨は月経不順の患者さんの融解胚移植周期で『レトロゾール周期』v.s.『HRT』周期をやってみたという内容です。箇条書きにしてみます。融解胚移植を行うに当たり、以下のように割り振った。月経周期が順調な517周期は『自然周期』月経周期が不純な人は、ランダムに『レトロ...

レトロゾール周期の子宮内膜はイケているのか?(1)

クロミフェン(クロミッド/セロフェン)周期の内膜がイケていないのは有名だと思いますが、ではレトロゾール周期はどうなのでしょうか?そんなわけで、直近「レトロゾール周期の子宮内膜はイケているのか?」を調べているドクターIが、お勉強のメモ代わりに記載しておきますので、ご興味がおありの方はお付き合い下さい。おっと!そうだった。レトロゾールなのでお決まりの言葉が必要だった。今日(2016年8月)現在、アロマターゼ...

さらなる進化を目指して

ブログ更新が鈍っていてすいません。現在、時間を見ては、「次にやること」の準備を行っております。現在、体外受精に臨まれる皆様には、「説明会」にご参加いただき、治療の流れについてご納得いただいた上で治療開始していただく、ということを行っております。「インフォームド・コンセント」の「インフォーム」に相当するわけです。で、これから一般不妊治療に臨まれる方々にも、同様に「説明会」にご参加いただき、ご納得いた...

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プロフィール

ドクターI

Author:ドクターI
武蔵境生息、(自称)不妊屋「ドクターI」、自己流生殖医療を語ります。

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