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子宮頸がん検診リコメンデーション(2)

子宮頸がんを引き起こすHPV(ヒトパピローマウイルス)は13種類あることが知られていますので、この13種類のHPVがいるのかいないのか?も調べてしまおう、というわけですね。
以下、保険適応外の検査法も含まれていますので、ご承知おき下さい。

Ⅱ.細胞診とHPV-DNA検査併用による子宮頸がん検診

【検診の開始年齢】
細胞診とHPV-DNA検査併用による子宮頸がん検診は30歳以上の女性に推奨される。
30歳未満の女性は高リスク型HPV感染率が高いため、併用検診は推奨されず、細胞診単独による検診が推奨される。
なお、細胞診ASC-USのトリアージ検査としてHPV-DNA検査を実施する場合は全ての年齢に適用される。

【検診の受診間隔】
細胞診とHPV-DNA検査がともに陰性であった30歳以上の低リスクの女性は3年後の検診を推奨する。
HIVに感染している女性、免疫抑制剤を投与している女性、CIN2、CIN3またはがんの治療履歴がある女性は毎年検診を受けるべきである。

【検診の終了年齢】
過去10年以内に細胞診異常がなく、連続3回以上細胞診が陰性であった65歳以上の女性は、最後の検診で細胞診とHPV-DNA検査がともに陰性であれば検診を終了することができる。

【併用検診を適応すべきではない対象】
30歳未満の女性は一過性の感染が多いため、併用検診を実施すべきではなく、毎年細胞診を受けるべきである。
また、良性疾患で子宮全摘術を受けた女性は併用検診を実施すべきではない。


ということで、20歳代の方の場合は、HPV-DNAのスクリーニングは推奨されてはいないわけですね。
細胞診のみでスクリーニングしましょう、で、ASC-USが出たら、初めてHPV-DNA検査をしましょう
というわけです。
一方30歳代の方は細胞診とHPV-DNA検査併用が推奨される、で、陰性-陰性だったら3年後の検診が推奨されていますね。

この違いは、HPVの自然史に基づいているわけです。
よく考えられていると思います。
追々解説してまいりたいと思います。

さて、「人より高率に朝日を拝ませていただける職業」筆頭の産婦人科医ですが、今日もきれいな朝日を拝ませていただきました。
多摩地区なので、東は都心です。
写真やや左の2本並んで建っているのが、多分都庁です。
ど~~~ですか!この美しさ!
こんな綺麗な風景がしょっちゅう見られるのですよ!
羨ましいでしょ!!
皆さんもどうですか?たまにはご一緒に!



・・・・・・眠いorz
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ドクターI

Author:ドクターI
武蔵境生息、(自称)不妊屋「ドクターI」、自己流生殖医療を語ります。

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