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NICEのガイドラインを時々ななめ読みしてみる(3)

さて今日は、「プロラクチン」です。
PDFの21ページの上の方です。。

1.3.5 Prolactin measurement
1.3.5.1
妊娠を希望している女性に対しての血中プロラクチン測定は行われるべきではない。血中プロラクチン測定は、排卵障害がある場合、乳汁漏出がある場合、下垂体腫瘍がある場合のみに限られるべきだ。


Women who are concerned about their fertility should not be offered a blood test to measure prolactin.

「should not」ですよ。「should not」

まあ、これは本HPをお読みいただいている方には基本中の基本なのでもういいですかね。
一応、解説も読んでおきます。
  • 排卵障害の無い不妊女性でプロラクチンが上昇しているのは3.8-11.5%に認められる。
  • きちんと排卵している女性の場合、血中プロラクチン値は、血中プロゲステロン値や累積妊娠率との因果関係はない。
  • 血中プロラクチン濃度の評価は、排卵障害がある場合、乳汁漏出がある場合、下垂体腫瘍がある場合のみに制限すべきである。
とのことです。
なので、月経周期が順調で、きちんと卵胞発育/排卵もある、乳汁漏出もないのに「プロラクチン採血」って、・・・・。という感じなわけです。
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ドクターI

Author:ドクターI
武蔵境生息、(自称)不妊屋「ドクターI」、自己流生殖医療を語ります。

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