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プロラクチン道、始めます!(7)

ということで、ここまでをまとめます。

「採血で血中プロラクチン値が高い」のと「プロラクチンのホルモン活性が高い」状態とは、必ずしもリンクしているわけではないわけです。
なので、「血中プロラクチン値は高い」けど「高プロラクチン血症の症状が無い」場合、つまり、症状と採血値が乖離している場合、すべきことは疑ってかかることなわけです。この時点でいきなり投薬してしまうのはどうか?と思うわけです。

何を疑うか?、まずは採血条件の再検討です。採血を失敗されたりしなかったか?(ストレス)、いつ採血したのか?食事の影響は?高蛋白食?など。で、こういった生理的反応性高プロラクチン血症(僕の造語)が疑われるなら、当然ながら再検査です。午前中に、空腹で、採血のストレスがかからないように注意して。

で、次に、そういうことでマクロプロラクチンを疑うわけです。
測定したキットはどの会社のなんというキットだったのか?が大事な点は記載した通りです。マクロプロラクチンを計測してしまうキットを使っているなら、PEG処理すればいいわけです。
  • 測定値のみを根拠に治療を行わない。
  • 必ず原因を鑑別してから治療を行う。
が必要だと僕は思うわけです。
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ドクターI

Author:ドクターI
武蔵境生息、(自称)不妊屋「ドクターI」、自己流生殖医療を語ります。

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