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肥満と男性不妊(5)

続き

4.3 Environmental toxins
  • 多くの環境毒素は脂溶性なので、脂肪組織に蓄積する。
  • 病的肥満の場合、陰嚢内脂肪も蓄積するので、そこに蓄積した環境毒素が直接造精機能障害を呈する可能性がある。
  • 精巣/陰嚢に蓄積するもののみが生殖毒性を示すわけでは無く、他の部位に蓄積したものも内分泌毒性を示す可能性がある。
  • いわゆる「環境ホルモン」である。

4.4 Physical mechanisms
  • 肥満男性では、陰嚢に蓄積した脂肪により、精巣温度が上昇している可能性がある。
  • また、日常生活での活動度が低いので、陰嚢内の熱がこもり易い可能性がある。
  • また、造精が正常に行われるには、夜間にテストステロンが上昇するという現象が必要と考えられているが、肥満に好発する睡眠時無呼吸症候群により、この現象が阻害されている可能性があり、そもそも低ゴナドトロピン/低アンドロゲンの内分泌環境に、さらに輪をかけている可能性がある。

とのことです。
こういった原因が積もり積もって「ED+精液所見悪化」を起こすのだろう、ということですね。

【続く】
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ドクターI

Author:ドクターI
武蔵境生息、(自称)不妊屋「ドクターI」、自己流生殖医療を語ります。

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