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子宮内膜症勉強会(1)

HPの方の旧版→新版への移植作業で残っちゃっているのが「内膜症」です。
情報量が膨大でアップデートが大変なので、どうしても残っちゃっていたのですが、いつかはやらねばなりますまい。
直近、内膜症がらみのエビデンスを復習しつつ、最終的に、「旧版→新版への移植作業」を行っちゃいたいと思います。

で、まず、薬物療法関連行っておきましょう。
子宮内膜症に対する薬物療法として、ディナゲスト、GnRHアナログ、また、直近騒ぎになっておりますpillなどがあります。
痛みに対して、再発させないように、増大させないようにetc etc、色々な目的で使用されるわけです。
で、ここでは「挙児希望がある」場合を想定してみましょう。
まあ、これはもう超有名なので、改めて復習するまでもないかもしれませんが。です。
内膜症性不妊に対して、
「薬物療法(排卵抑制剤)で内膜症をコントロールした後妊娠を目指した群」v.s.「プラセボ、または無治療でいきなり妊娠を目指した群」の比較ですね。
結果は、「no evidence of benefit」ですね。

そんなわけで、挙児希望のある方に対して、「先に薬物療法で内膜症を小さくしてから、妊娠を目指しましょう」というのは、妊孕性を向上させるというエビデンスは無く、結局、薬物療法で排卵抑制をしている時期の時間が無駄になってしまうだけ、というわけですね。

次回は、これの例外、ART前の「ウルトラロング」を勉強しましょう。
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ドクターI

Author:ドクターI
武蔵境生息、(自称)不妊屋「ドクターI」、自己流生殖医療を語ります。

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