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子宮内膜症勉強会(2)

昨日ご紹介いたしました通り、一般不妊治療開始前の薬物療法は無効である、というエビデンスがあるわけですが、体外受精前では少し風向きが違います。今日はそのお話です。
・・・・といっても、これも有名ですよね。

紹介するのは、2006年のコクランのこちら。です。
ここでは、内膜症患者さんで、体外・顕微のスケジュールに先立ってのGnRHアナログ3-6か月の偽閉経療法の有無が結果に影響するのか?という内容を検討しています。
で、結論としては、

The administration of GnRH agonists for a period of three to six months prior to IVF or ICSI in women with endometriosis increases the odds of clinical pregnancy by fourfold.

4倍上昇!!です。
機序としては、3-6か月の偽閉経療法により「卵の質の上昇」「子宮内膜の感受性の上昇」が言われていますよね。

僕の友人Drが、内膜症の方にARTをやる時によく、B'zの「ウルトラ・ソウル」を替えて
「♪~ウルトラ・ロング!」
と歌っていたのが耳にこびりついております。

提案されたことがある方も多いと思います。
ただし、一発でとんでもない時間を取られてしまうので、踏み切るのに結構勇気が要るのも事実です。
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ドクターI

Author:ドクターI
武蔵境生息、(自称)不妊屋「ドクターI」、自己流生殖医療を語ります。

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