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次はPCOです!(3)

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【挙児希望がある場合の治療】:(3)インスリン抵抗性PCOへのメトホルミン+クロミフェン療法
  • メトホルミンのようなインスリン抵抗性改善剤が、PCOでの代謝異常を改善するという報告が数多くある。
  • メトホルミンは、すい臓β細胞に作用することなく、肝臓での糖新生を抑制したり、インスリン感受性を改善することにより血糖を低下させる薬剤である。
  • メトホルミンはLHとインスリンを低下させ、卵巣アンドロゲン濃度を低下させる。
  • 高インスリンかつ高アンドロゲンで、莢膜肥厚のあるケースが良い適応である。
  • クロミフェン v.s. クロミフェン+メトホルミンの検討は多く行われており、「効果なし」とした報告が一つあるものの、そのほかは明らかに改善するという報告である。
  • 以上より、インスリン抵抗性を有するクロミフェン抵抗性のobese PCOにはメトホルミン+クロミフェン療法の適応となる。

「糖尿病治療薬」と言われると、構えてしまう方もいらっしゃるのですが、実際、僕も「メトホルミン」のおかげでいい思いをさせてもらったことも何度もあります。
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ドクターI

Author:ドクターI
武蔵境生息、(自称)不妊屋「ドクターI」、自己流生殖医療を語ります。

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