Entries

酸化ストレスと抗酸化物質(3)

そんなわけで、細胞内小器官の「ミトコンドリア」で、酸素を使ってATPを作るときにROSが出てくるのでした。
では、ROSは実際何をどのように壊すのでしょうか?

【ミトコンドリアとROS】
ミトコンドリアが出したROSが壊す部分で最も多いのが「ミトコンドリア自身」です。

ミトコンドリアが出したROSが、ミトコンドリア自身を障害し、障害されたミトコンドリアはますますROSを産生するようになり、ますます産生されたROSはますますミトコンドリア自身を障害し・・・・という、悪循環のループに入るそうです。

例えば、DNAは、細胞そのもののDNA(核のDNA)のほかに、ミトコンドリアにもDNAがあるのですが、核のDNAが1酸化されているとすると、ミトコンドリアDNAは10酸化されているそうです。

では、酸化する対象は?

(1)DNA
例えばG(グアニン)を酸化すると、8-ヒドロキシグアニンをいう、酸化されたヌクレオチドを有する状態になる。
8-ヒドロキシグアニンはG(グアニン)が本来対合するC以外にもAとも対合可能になってしまう。

(2)生体膜
生体膜の脂質を酸化し、過酸化脂質とする。これにより、生体膜の機能変化が起こったり、周辺の蛋白質を変性したりする。
これを予防するのが、脂溶性抗酸化ビタミンのビタミンEだと考えられている。

(3)蛋白質
蛋白質に酸化修飾をすることにより、構造変化をおこし、酸化蛋白の蓄積を引き起こす。

などなど。

すいません。ちょっと「生物チック」になってしまいました。
アレルギー反応が出ちゃう方がいらっしゃったら、ごめんなさいm(_ _)m。
スポンサーサイト
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://dokumotti.blog.fc2.com/tb.php/245-f68b1391

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

プロフィール

ドクターI

Author:ドクターI
武蔵境生息、(自称)不妊屋「ドクターI」、自己流生殖医療を語ります。

カウンター