Entries

【夏期講習】不育症(1)

では始めて行きましょう。
テキスト5ページからです。

2.定義及び頻度
[定義]

はい。言葉の定義です。
最初に「流産」と「死産」の違いが説明してあります。
「妊娠22週」を境に「流産」と「早産」に分けるのですが、その違いということです。

で、その後、「習慣流産」「反復流産」「不育症」という3つの用語が示されております。

流産を2回以上繰り返すことを「反復流産」、そのうちさらに3回以上繰り返した場合を「習慣流産」という用語を用いる、というわけです。

僕が研修医の頃は「習慣流産」(つまり3回流産)が精密検査の対象、と教わりましたが、世の傾向に則り、直近「反復流産」(つまり2回流産)も検査対象とすることが多くなってきていると思います。

で、「不育症」という用語ですが、定義として
「妊娠はするけれど2回以上の流産・死産もしくは生後1週間以内に死亡する早期新生児死亡によって児が得られない場合」
とあります。
つまり、「不育症」は必ずしも「流産」と限定しているわけでは無いわけで、「死産」+「早期新生児死亡」もその対象に含まれているわけです。

よって
不育症=2回以上の流産、死産、あるいは早期新生児死亡の既往
というわけですね。

よって、一番広い概念が「不育症」で、「不育症」の中に「反復流産」が入っていて、さらに「反復流産」のなかに「習慣流産」が入っている格好になるわけです。

続く
スポンサーサイト
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://dokumotti.blog.fc2.com/tb.php/295-77b6b36d

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

プロフィール

ドクターI

Author:ドクターI
武蔵境生息、(自称)不妊屋「ドクターI」、自己流生殖医療を語ります。

カウンター