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僕は幸せ者だ(1)

そんなわけで、現職場で現体制のまま拝見させていただけるのがあと2週間程度になってしまいました。
直近の雑記その1~患者さんからのお言葉~

医者と患者の人間関係というのは濃厚なようでドライである。
患者さんが医者に望むのは当然「症状の改善」である。
それゆえに、昨日までは信頼関係を構築できている(と思い込んでいた)人に、今日は罵声を浴びせられる、というシーンも正直何度か経験してきた。
勝てば官軍負ければ賊軍の世界なので至極当然と言えば当然であるが、実はかなりこたえる。
「医者なんかしてなければこんな思いしなくて済んだのにな。」

今までも何度か派遣先の変更や転職などで職場を変わったことがあるのですが、各々引っ越しを伴う距離の移動であったため、職場を跨いで継続して拝見させていただく、というシーンがほぼありませんでした。
ところが今回は、現勤務先の近くを予定している、という、僕としては初めてのパターンでの職場の変更です。

このパターンの場合、現職場のような巨大な病院だと
「○○病院だから通って来ていた」
と言われてしまうパターンが多いと聞いていた、し、実際にそういうシーンを見聞きしてきた経緯もあったので、
「いよいよ僕がこの言葉を言われる番か」
と、正直憂鬱でした。

で、いよいよ期限が近付いてきており、今まさに、その旨お話させていただいている最中です。
凄く凄く覚悟をしていたのです。が、蓋を開けてみると・・・・。
いや、正直涙が出そうな位です。
結果を出してあげられてなくて、申し訳なく思っている方からも
「引き続き宜しく」
・・・・本当に申し訳ないです。
「え~?また新たな人間関係作るの面倒だから先生でいいや。」
・・・・あんまりpositive selectionではないように聞こえますが・・・・、まったく問題ないです。僕でいいなら精一杯当たらせて下さい。
「まさか、私を見捨てるっていうんじゃないですよね?」
そんなわけないじゃないですか。僕なんかでいいならいくらでも。

本当に医者冥利に尽きます。
この御恩、忘れずに精進したいと思います。

「こちらこそ引き続き宜しくお願いします」
・・・・というか、可能な方は次お会いする時は妊婦健診でお会いしましょうね。
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ドクターI

Author:ドクターI
武蔵境生息、(自称)不妊屋「ドクターI」、自己流生殖医療を語ります。

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