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生殖医療の必修知識

日本生殖医学会が生殖医療のガイドブック的な専門書を出しているのですが、その本が改訂され、先週末販売されました。
「生殖医療の必修知識」という題です。
2007年→2010年と改訂されてきて、今回2014年の改訂版なのですが、今回は、「単なる改定ではない!」と、生殖医学会もかなり鼻息が荒い様子です。僕も早速手に入れて、週末から読み始めました。
まだざっと斜め読みしかしていないのですが、確かに今回の改定は大改訂のようです。
正直、前回までのバージョンは、学会刊行物の割には「オレ流」の記載が・・・・といった感じだったのですが、今回はかなりエビデンスを重視しているようです。

ちょっと抜粋。
例えば黄体機能不全の項。
僕もHPにねちっこく書いたのですが、こんな記載になってます。

「・・・しかし、近年では、基礎体温、血中プロゲステロン値、子宮内膜日付診の異常を検出することの臨床的意義は認められないため、不妊患者のスクリーニング検査としての有用性が疑問視されている。基礎体温は血中プロゲステロンレベルを反映するものであるが、精度に欠点のあることは否めないであろう。通常の黄体期中期の採血による血中プロゲステロン濃度測定に関しても、黄体機能を正確に評価するものではないことが指摘されている。・・・・(以下略)」

こんな感じ。
その他にもパラパラっと見ても、結構ちゃんと論拠が記載されていて、かなりいい感じになっているようです。
そんなわけで、当面、この教科書を勉強してみようかと思います。
で、記載内容で勉強になる点がありましたら、皆様にご紹介してまいりたいと思います。


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ドクターI

Author:ドクターI
武蔵境生息、(自称)不妊屋「ドクターI」、自己流生殖医療を語ります。

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