Entries

「生殖医療の必修知識」メモ(8)

【バックグラウンド】
日本生殖医学会編「生殖医療の必修知識」が2014年10月に刊行されたので、これを読んでいます。
これを勉強した内容の、管理人の個人的なノート。〆(・ω・ )メモメモ。

COH(p273-)

<agonist>
Long or Short周期で、antagoの終了はいつがいいか?

Hum Reprod Update 2011; 734-が「hCG投与まで v.s. 黄体期も持続」で検討
→「黄体期も持続」の方が生産率が高かった!
(analogによる弱いGn分泌作用が関係している???)

<antago>
Long v.s. Antago(Cochrane Database Syst Rev 2011; CD001750)

Antagoの方が臨床的妊娠率、出生率ともに低い!重症OHSS発症は低い
→PCOではantago

<OC>
COH前のOCは?
1996年に「FSHに対する反応性↑」との報告があったが、それ以降支持する報告は無い!

Fertil Steril 2008; 1055-が、Antago周期前のOCの有無のmeta-analysis
→OC+で、FSH dose↑投与期間↑も、採卵数や妊娠率は改善しない!
→OC前処置は医学的適応はない!

OPU(278-)

OPU時の腟内消毒(Hum Reprod 1992; 349-)
イソジン使用により、妊娠率46%→23%

手袋はノンパを使用する。

ICSI(p289-)

日本での一般的な考え方
「ICSIには不測のリスクが存在する可能性があるために、必要な場合以外には実施しない」
→非男性因子、加齢婦人、少数卵子でのICSIの優位性はない。

<Polscope>
紡錘体可視化ICSI
第一極体放出過程(完全に放出されるまでの約60分間)で、紡錘体が消失する時間がある。
Polscopeで紡錘体(-)=第一極体が完全に放出されていない。

RBM online 2009; 235-
Polscopeで紡錘体(+)v.s.(―)のICSI
→紡錘体(―)の受精率は低い

<AOA>
カルシウムイオノフォア=10μM mediumに10min遮光浸漬
電気刺激
ストロンチウム処理法

このうちCaオシレーションか惹起されるものはどれか?
=ストロンチウム処理法はマウスでCaオシレーション惹起が証明されている(ヒトでは未)
=カルシウムイオノフォア、電気刺激はオシレーションを惹起するのではない!

RBM online 2008; 605-
射出sperm ICSIを複数回行い着床しない4例
→TESE-ICSIにより全例出産に至った

DNA fragmentationがEj sperm>Testicular sperm
~将来的にはEj spermのfrag↑がTESEの適応になるかも??
スポンサーサイト
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://dokumotti.blog.fc2.com/tb.php/363-56f013e4

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

プロフィール

ドクターI

Author:ドクターI
武蔵境生息、(自称)不妊屋「ドクターI」、自己流生殖医療を語ります。

カウンター