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ARTの成績が・・・・????

本ブログでも何回かご紹介させていただきましたが、日本産科婦人科学会が「ARTデータブック」というのを公表してくださっています。
全国のARTの成績をデーター化してくれているもので、本当にありがたいデーターです。
今日は、そのうちの1つのデーターをお示しして、「投げっぱなしジャーマン」でデーター出し逃げしようかと思います(個人的な推測の域を出ないので)。

えっと、リンクはこちら。の、3ページ目ですかね。
下のようなグラフが載っています。

下には「西暦」がふられています。
で、今日は黄緑のグラフ見てみましょう。
採卵周期当たりの生産率ですね。
つまり、「採卵になった」人が、その後のstepがぜ~~~んぶ上手くいって、妊娠判定陽性で、その後、流産もせずに、「生産」まで至ったパーセントです。
今日、採卵の場に立った人が、その周期の結果、赤ちゃんを抱けるパーセントと解釈していいでしょうね。



どうですか?
そうですね。2004年から低下傾向にあるんですね。
2003年まで15%位で安定していたのが、2004年から低下傾向にあり、今では5%、20人に1人というレベルまで低下してきている、というわけです。
さあさあ、大問題です。
時代の進歩に逆行してます。
なぜ?なぜ?
  • 高齢化
うんうん。ありそうですね。ARTを受ける方の平均年齢が上昇すれば、確かにこうなりますね。
  • 胚移植数の減少
うんうん。2008年から、胚移植は原則1個のルールができました。
その前は複数個ETが行われていましたので、これも低下の要因の一つですかね。
他にはどうですか???
あ。・・・・・多分あれだ・・・。
そんなわけで推測の域を出ないので、「投げっぱなしジャーマン」にしておきます。
是非ご自身なりの考えをまとめてみてください。
判断の材料になるかもしれませんので。
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コメント

[C121] Re: イシです。ありがとうございます

どくさま先生
返信ありがとうございます。
頑張ります‼︎
  • 2015-01-21 00:33
  • イシ
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[C120]

コメントをありがとうございました。
うまくいかない期間が長いと、
病院の先生を信じることもだんだんしんどくなってきてしまっていました。

でも、実際に診察して頂くことが大切ですよね。
主治医の先生にきちんと納得がいくまで相談します。
ありがとうございました。
  • 2015-01-20 19:02
  • みい
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[C119] Re: イシです。ありがとうございます

そうですね。
妊娠反応が陰性なのは、もちろん残念なのですけれど、
妊娠反応が陰性-生化学的妊娠(化学流産)-初期流産-子宮内胎児死亡(死産)-・・・・-出産
は、考えようによっては「どこまで胚(ないしは胎児)が頑張ってくれたか」の違いでしかなく、連続病態とも捉えられるわけです。
どの胚(あるいは胎児)も、限界まで精一杯「生きよう」としているのは間違いないと思います。
でも、胚(あるいは胎児)の持てる力には確かに限界があるわけです。

産婦人科医をやっていると、例えば妊娠初期に、明らかに週数より赤ちゃんが小さく、心拍数がゆっくりな場合を拝見することがあります。
もちろん、僕らは、厳しいだろうとわかるわけです。
でもその超音波を見ながら、「・・・頑張って・・・」と声をかけられる患者さん(お母さん)がいらっしゃいます。
そういうことなんじゃないですかね。

結果、妊娠反応が陰性であったとしても、きっと、移植された胚は、そのギリギリ限界まで精一杯生きようとしたと思います。
結果は確かに残念ではあるのですが、懸命に生きようとした小さな存在が確かにいたことは認めてあげてください。
父親/母親が認めてくれないと、他には誰も認めてくれませんから。
それが生命の尊厳というものなのだろう、と思うわけです。

生意気言いすぎました。
是非前向きに頑張ってください。
応援しています。
  • 2015-01-20 08:52
  • どくさま
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[C118] イシです。ありがとうございます

どくさま先生

開業準備でお忙しい中、早々にお返事頂きましてありがとうございます。
すみませんでした。

どくさま先生のお言葉にハッと我に帰りました。

HPのグレード評価に関する記事は何度も拝見し、勉強させて頂きました。

2度目の採卵時に取れた卵たちの評価が良くなく、落ち込みましたがその際、記事を読み返し〈グレードなんてそんなの関係ねぇ〜〉と気持ちを切り替えて治療に挑んできたつもりでした。

しかし、その時の新鮮胚及び胚盤胞移植で連続3回陰性でまいってしまい昨日のような投稿をしてしまったしだいです。

先生のおっしゃる通り、今まで「胚(→赤ちゃん)」を「信じて」あげれてなかったのだと痛感しました。

今、私に出来ることは眠っている2個の凍結胚を万全の体調で迎え入れてあげることだと気付きました。
頑張ります!

その後、もしまた採卵が必要となった際には先生の病院にお伺いするかもしれません…。
遠方ですので主人とも相談し決めたいと思います。
諸々ご指摘ありがとうございます。

不妊治療は私にとって精神的にも金銭的にも体力的にも負担が大きく滅入ることが多くて新しい家族を迎え入れるという治療なのに楽しみながら通院することが出来なくなっていました…。

陰性が続くとまた次もダメなんじゃないかとマイナスの気持ちでいっぱいになり、萎縮し、主治医の方針にただただ従うだけの患者になっています。

そんな中、どくさまHPやブログを拝見し、この先生に診療してもらえたなら色々相談しながら治療に前向きに楽しみながら通院出来るのでは‼︎と思えたのです。

なので突然昨日のような書き込みをしてしまいました…。
またご縁があれば患者としてお会いしたいです!
(内覧会はお邪魔しようかな)

寒い日が続きます。
開業準備など大変な時期かと思いますがどうぞご自愛ください。

ありがとうございました。

追伸
コメント、オープンにしていただいて問題ありません。
昨日不適切な投稿と表示され何度か投稿出来ずあたふたし、複数回も投稿されてしまったかも⁈
失礼致しました。
  • 2015-01-20 01:16
  • イシ
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[C117] Re: 気になること

お粗末な内容に対し過分なご評価、本当に恐れ入ります。
はい。PCOかどうかですね。
PCOは診断基準が決まっていますので、是非それと照合してみてください。
単に「LH/FSH>1」のみではPCOという診断には至りませんので。
他の項目も同時に満たすかどうかです。

で、食事療法ですが、必要かどうかはネット上では何ともお答えしにくい所です。
バックグラウンドが皆さんそれぞれ違いますので、主治医の先生に必要かどうか個別にご判断いただき、対処するのが適切かと思います。

母親になるべく、「健康的な」生活習慣を心掛けることは決して負に働く事は無いと考えますが、その「糖質制限食」と言うのが、今より「健康的」なのか、逆に「不健康」になってしまうのかには個人差があると思います。
皆さん一人一人に個人差があり、画一的な解決法が必ずしも当てはまらないのが医療なので。
だから「診察」が必要だし重要なのですね。
ここが医療の面白い所でもあるわけです。
歯切れが悪いお答えしかできなくて申し訳ないです。
お許しください。m(_ _)m
  • 2015-01-19 21:26
  • どくさま
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[C116] 気になること

はじめまして。
不妊治療中の30代前半の主婦です。
ご意見を伺いたくて書き込ませていただきました。
(もし、ふさわしくない内容でしたら、削除してください。)

AMHは年齢並みと言われています。
低刺激の病院に通っていますが、胚盤胞まで育ちません。
何度か化学流産があり、
受精障害や抗核抗体などの検査も全て問題ないため、
後は、いい卵子に出会うまで数をこなすしかないと言われました。

数をこなす…は身体も金銭的にも苦しすぎるので、色々調べました。

すると、初診の検査で甲状腺と糖尿病の検査がなかったことに気づき、
自費で検査を受けると、血糖値は基準値内だけれどもHbA1cが高めということがわかりました。
そこで過去のD3のホルモン値を見直すとLH/FSH > 1でした。
ですが、これまでに多嚢胞性卵巣症候群…と診断はされたことがありません。

この結果を内科のお医者さんに診てもらうと、食事で改善できる可能性が高いとのことでした。
そこで、今は糖質制限食でHbA1cを下げようと続けています。
数値が下がった時には自然に妊娠できたら…と期待しています。

こういった事例で、
食事制限だけで妊娠に至るということはあるのでしょうか。

不妊治療は病院によって決まった方針があるようにおもいます。
今の病院では、甲状腺、糖尿の検査はしてもらえませんでした。
いつもデータを示して解説してくださるどくさまにご意見をいただきたいです。
よろしくお願いします。
  • 2015-01-19 20:18
  • みい
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[C115] Re: タイトルなし

(コメント、オープンにしちゃってよかったでしょうか?)
いやはや、過分なご評価、身に余る光栄で、医者冥利に尽きます。
でも、本当に地方の小さな小さな零細診療所です。
僕も特殊技能を有するわけでは無く、普通の町医者ですので、遠方よりわざわざお通いいただくほどの事は何もできません。その点くれぐれも十分に御検討下さい。

胚盤胞の形態分類ですが、
http://www.geocities.jp/doku_motti/neo-ART/PGS02.html
にも記載した通りです。
なので、あくまで僕の考えなのですが、あまり数字やらアルファベットにとらわれることなく、是非とも「胚(→赤ちゃん)」を「信じて」あげて欲しいと思うのです。
きっと「胚」は、それなりなのかもしれませんが、でも精一杯頑張ってくれています。
その精一杯を、まず「親」が信じてあげないと。ね。
Gardner分類の「数字やらアルファベット」なんて、その子の「個性」位にかんがえてあげてほしいなぁ、と思っています。
是非とも「頑張ったね」と(心の中で)声をかけて、迎え入れてあげてください。
きっと、彼ら(彼女ら)もその時を待っていますよ。

言いすぎましたね。御免なさい。
いい判断ができることを願っています。
  • 2015-01-19 08:50
  • どくさま
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[C114]

どくさま先生
開業おめでとうございます。

どくさま先生のHPに出会い〈「want」ではなく「need」〜〉という言葉に涙し、どくさま先生に診察して頂きたいと思いつつ、どくさまHPで勉強し、現在最寄りの病院で不妊治療を進めておりますイシと申します。

生産率低いですね〜。
精神的にも体力的にも金銭的にもまいちゃう治療なのに…。
私も今、悶々と治療を進めています。

どくさま先生の病院が分かれば診察に伺いたいと思っていた矢先、 開業されることを知り、ぜひ治療して頂きたいっと心踊っております。

中央総武線に揺られ1.5時間位かかるのですが、治療に伺ってもよいでしょうか?

ちなみに現在の病院には凍結胚盤胞が2個あります。
5日目拡張期BCと6日目拡張期BCです。

グレードが良くないので移植を躊躇しておりるのですがこちらを先に移植した方がいいでしょうか?

貴医院で採卵から再スタートしたい気持ちが強いです。

過去、
⚪︎新鮮胚移植2回
(1回目妊娠するも10週で繋留流産、2回目陰性)
⚪︎凍結胚盤胞移植2回
(1回目ホルモン周期,2回目自然周期で両方陰性)

⚪︎甲状腺乳頭ガンで甲状腺全摘
チラージン服用中

⚪︎主人の運動率が低く顕微受精のみ実施

といった夫婦です。

内覧会には是非伺わせて頂きたいのですが、事前予約は必要でしょうか?

開業前のお忙しい時期に長文にて失礼いたします。
お手隙の際にご返答頂けましたら幸いです。

イシ☆
  • 2015-01-19 01:04
  • イシ
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[C109] Re: タイトルなし

とりあえず皆さんから「おめでとう」と声をかけられるのですが、本当に目出たいことなのかどうか???よくわかりません。
診療内容の性質上、夕方(20時までやります)+土曜日に診察をしたい、というところから始まって、大きな組織ではどうしても9時5時になってしまう不自由さが解決できなかったてん末がこの形になっちゃいました。
基本、臨床onlyがやりたいのですが、この「開業」という形は、とうぜんいろんな面倒くさい作業が付いて回るので(事実、現在も事務作業に忙殺されております(涙))、正解だったのかどうかは・・・、もう少し時間が要りそうです。

で、流石に理系人間ですね。鋭い所かも知れません。
僕もそこは・・・と思っているところです、が、メインではなかろう、とも思っています。
凍結のETは上昇しているのに、新鮮は・・・、という点も。多分。
ETまでたどり着くまでが・・・、ETにさえたどり着けば・・・・、ごにょごにょ。
あくまでも想像するしかないので、確定的なことが言えず、お茶を濁してすいません。
お許しをm(_ _)m
  • 2015-01-18 10:15
  • どくさま
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[C108]

どくさま先生、お久しぶりです。開業決定おめでとうございます!お忙しいと思いますが、お身体にだけは気をつけてください^_^遠いところからですが、応援しています!
こちらのデータですが、こんなに下がっているとは!ETとありますが、初期胚移植も胚盤胞移植も入っているんですよね?

[C106] Re: タイトルなし

全然失礼ではないですよ。
日本全国の実際のデーターはこうだ、というわけです。
AIHの妊娠率-生産率を云々する前に、ARTでこの数字である点をよくよく認識しないといけませんよね。

ちなみにこのデーターは、新鮮周期そのままにETした周期1周期ということでしょう。
もちろん、日本全国のデーターですね。
青いグラフは、分母が「ET当たり」、分子が「妊娠率(生産ではない)」ですから、青と黄緑の差は何なのか?というのは考察できると思います。
確かに厳しい数字に見えますが、分母を「採卵当たり」、分子を「生産率(妊娠ではない)」にすると、実際にはこんなもんだ、ということです。

で、ポイントは、10年前は15%だったのに、今では5%になってしまっている。
なぜか?という考察が重要ということですね。
10年前と今とで、一体何が変わってしまったのでしょうか?
ART大国日本で何が変化してしまったのでしょう?
これを考察すると、世の流れの逆に進めば、勝ちをつかむ確率が増やせる可能性があるのかも知れませんよね。
逆に、黙って言われるがままに世の流れに従うと、5%ということです。
雰囲気に流されるのではなく、「頭を使って」勝ちを掴まないといけないわけです。
  • 2015-01-16 13:14
  • どくさま
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[C105]

失礼ながら、大変ひどい成績に見えるのですが、これは1採卵あたり何回目の移植かは、記載されていますか?
世界と比べて日本だけが成績下降しているのでしょうか。

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Author:ドクターI
武蔵境生息、(自称)不妊屋「ドクターI」、自己流生殖医療を語ります。

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