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ARTの成績(3)

では、懲りずに(?)第三弾。
先日、コメントで「クロミフェン云々」という話になりましたので、その辺も含めつつ、頭をフル回転させてみましょう。
同じくの17ページと18ページですかね。

まず、最初の図が、「治療当たり」の妊娠率とのことですので、「この周期体外受精する!」と、治療を始めた人がどうなったか?というグラフですね。
棒グラフの色は年齢ですね。
青が26-29、赤は多分30-34、緑が35-39、紫が40-ということでしょうね。
で、排卵誘発法が「自然」「CC」「CC+FSH」「FSH」「アゴニスト」「アンタゴ」の順ですかね。



で、もちろん、
「どの刺激法が選択されるか?がランダムではない」
ので、単純な比較はできません。
そういうグラフではありませんが、でも、これ、色々示唆に富んでいるわけですよ。
まず、どの年齢でも、
アゴニスト>アンタゴ>自然>CC
ですね。
他には??
「自然」v.s.「アゴニスト」見てみますね。
26-29才での「自然」v.s.「アゴニスト」の差に比べて、35-39才での「自然」v.s.「アゴニスト」の差、どうですか?
もっと言うと、40才-での「自然」v.s.「アゴニスト」の差、どうですか?
・・・・・ね?
若いと差が出にくいのよ。
でも、年齢が加わってくると・・・・・ごにょごにょごにょ・・・・・。

で、もう一個の方は分母が「ET当たり」になりました。
つまり、その刺激法で、「ETができる胚が得られた」人だけのデーターです。
どの刺激法にせよ、もう、そこにET可能胚があるわけ。
ということは、何が違うのかというと・・・・・・。



そうなってしまえば(ET可能胚さえ得られてしまえば)、もうそれは「神の造りしもの」にかなうはずもなく・・・・。
そりゃそうだ。
「自然」>「アゴニスト」>「アンタゴ」>「CC」
ですね。

さあ、今日も例のごとく投げっぱなしジャーマンにしておきます!
グラフとよ~くにらめっこすると、何かいいこと起こりそうな予感がしませんか?
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ドクターI

Author:ドクターI
武蔵境生息、(自称)不妊屋「ドクターI」、自己流生殖医療を語ります。

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