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ICSI反復不成功例に・・・(2)

〔症例2〕
  • 症例2は、夫35才、妻30歳の重度な男性因子。
  • 妻は、別の男性と2度の中絶歴がある。
  • 夫の精液検査所見は、精液量5.1ml、精子濃度200万/ml、運動率10%で、超音波および理学所見は特記すべきことを認めなかった。
  • 現在までに6周期の新鮮胚移植と1周期の凍結胚移植の不妊治療歴があるが、いずれも妊娠には至っていない。
  • さらに2回、ショート法で治療を行ってみたが、妊娠には至らなかった。
  • 最初の周期は採卵数7個、6個のMⅡ卵にICSIし、2PN5個、8細胞胚をETし、余剰胚は胚盤胞培養したが、胚盤胞にはならなかった。この周期は生化学的妊娠となった。
  • もうひと周期は同様に、8個の採卵、6個のMⅡ卵に対しICSIし、5個が正常授精。4~7細胞4個をETしたが妊娠には至らなかった。
  • その後、精巣内精子でICSIを行う方針となった。
  • 再度ショート法で排卵誘発し、採卵数12個、11個のMⅡ卵にTESA-ICSIを施行、day3に8細胞胚、day5に胚盤胞を1つ2段階移植し、単胎妊娠が成立、2790gの男の子が生まれた。
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ドクターI

Author:ドクターI
武蔵境生息、(自称)不妊屋「ドクターI」、自己流生殖医療を語ります。

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