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無月経、やります!(5)

続きで、今日の内容は「高プロラクチン血症」でもあります。
高プロラクチン血症性無月経でも、主に下垂体腺腫の話です。

無月経の原因:③プロラクチン上昇
  • 高プロラクチン血症は、エストロゲン低下と無月経または月経不順(稀発月経)と関連がある。
  • 血中プロラクチン濃度は、稀発月経に比べ、無月経で高い。
  • 持続的な高プロラクチン血症では、まず甲状腺機能低下症を考え、その後下垂体のMRIを行う。
  • 軽度にプロラクチンが上昇している場合には、先天性中脳水道狭窄症、非分泌性下垂体腺腫や、ほかの下垂体柄に刺激を与える疾患などの中枢神経疾患を考える。
  • 高プロラクチン血症で、下垂体腺腫が認められるのは50~60%。
  • ただし、プロラクチン濃度と下垂体腺腫の頻度は必ずしもリンクせず、腫瘍サイズの変化がプロラクチン濃度とリンクするのは16%に過ぎない。
  • しかしながら、一般に稀発月経に比べ、無月経の方が大きな腺腫が存在する。
  • 下垂体腺腫の有無とプロラクチン濃度がリンクしない、ということはプロラクチンが持続的に上昇していれば、MRIで下垂体をチェックすべきである、ということになる。
  • 高プロラクチン血症性無月経では通常、治療を開始しなければプロラクチンが低下することはなく、無月経が解決することはない。

といった感じですね。
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ドクターI

Author:ドクターI
武蔵境生息、(自称)不妊屋「ドクターI」、自己流生殖医療を語ります。

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