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風疹と先天性風疹症候群(2)

Q5 女性が風疹の予防接種を受ける場合に注意することがあると聞きましたが?

妊娠中は風疹の予防接種を受けることはできません。
妊娠可能な年齢の助成は、妊娠していない時期(生理中、またはその直後がより確実)に接種を受けて、その後2か月間は避妊してください。
風疹ワクチンは大変安全で、妊娠中に接種を受けたために胎児に障害が出たという報告はこれまでにありませんが、念のため注意が必要です。
なお、風疹ワクチン接種後の授乳は差し支えありません。

Q6 子供のころに風疹にかかったのですが、予防接種は必要ですか?

風疹の予防接種を受けたことはないのなら、なるべく早く接種を受けることをお勧めします。
たとえこれまでに風疹にかかっていたとしても、予防接種を受けることによって特別な副反応が起こるなど、問題が起こることはありません。
むしろ風疹に対する免疫を強くする効果が期待されます。

Q7 家族に妊婦がいます。風疹ワクチンの予防接種をうけてもよいでしょうか?

心配はありません。
風疹ワクチンを接種してから3週間の間は、のど(咽頭)からワクチンウイルスの排泄が認められることもありますが、周りの人には感染しません。
むしろ予防接種をしていない家族が自然に風疹にかかり、妊婦にうつす方がよほど危険です。

Q8 風疹予防接種の重大な副反応にはどのようなものがありますか?

風疹ワクチンは、副反応の少ない非常に安全なワクチンの一つです。
しかし、ごくまれにショックや全身のしんましんなどを認めることがあります。
例えば、厚生労働省の予防接種後副反応集計報告書によると、血小板減少性紫斑病は140万人の接種で1人程度と報告されています。
ただし、自然に風疹にかかって血小板減少性紫斑病となるのは3000人に1人程度ですから、ワクチン接種による副反応の方がはるかに稀です。

Q9 まわりで風疹が流行しています。妊娠しているのですが、どうしたらよいでしょうか?

人ごみ、特に子供さんの多い場所は避けましょう。
ご主人やお子さんへの予防接種もお勧めします。
風疹の抗体検査を受けていない方は、早めに検査を受けましょう。
HIという方法で16倍以下の妊婦さんは特に注意してください。
そして、お産が終わったら速やかに風疹ワクチンの接種を受けましょう。
発疹(赤いブツブツなど)が出たり、風疹の患者さんと会ったり、風疹の患者さんと接触しやすい職業の場合には、必ずかかりつけの先生にご相談してください。
ただし発疹が出ている間は、周りの方への影響もあります。
症状が治まってから産婦人科を受診しましょう。

Q10 妊娠初期に風疹にかかったのでは?と疑われました。


過剰な心配は禁物です。
特に、あなた自身に症状が無く、周りにも風疹患者さんがいなかった場合には、赤ちゃんへの影響は大変稀なことです。
赤ちゃんをすぐにあきらめる必要はありませんので、主治医の先生から専門施設に問い合わせてもらいましょう。


といった内容になっています。
そんなわけで、武蔵野市をはじめ、自治体で何らかの助成をしているところも多いでしょうから、是非有効利用してください。
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ドクターI

Author:ドクターI
武蔵境生息、(自称)不妊屋「ドクターI」、自己流生殖医療を語ります。

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