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ポリープが先か?不妊が先か?(2)

続きです。
内容的には「診断」という段落に続いているのですが、皆様には「診断手技」自体はあまり関係が薄いでしょうからポイントだけかいつまんで。
  • 経腟超音波の実施は、増殖期が最も診断精度が高い。
ですかね。
簡単に解説しておきますと、子宮内膜ポリープは、超音波では通常「白」く見えます(正確にはhyperechoicと言います)。
ちなみに分泌期内膜(=卵巣の「黄体期」ですね)も、通常「白」く見えます。
なので分泌期(黄体期)には「白」の中に「白」がいるので見えにくいのですね。
よ~~~く見ると、白いポリープの周りを「線」が縁取りをしているのですが(haloと言います)、結構注意深く見ないと気が付きにくいです。
月経中はほぼわからないと思います(終わりかけ位ならポリープそのものが見えることがあります)。
で、最も見つけやすいのが、増殖期(卵巣の「卵胞期」)ですね。
それも排卵近くならなお見やすいです。
この時期はご存じの通り、内膜は超音波で「木の葉状」と呼ばれる特徴的な超音波像を呈することが多い(注:必ずではない!)ので、この中に「白い」ポリープが浮かんで見えます。

そんなわけで、まず経腟超音波で疑うわけですが、結構月経周期に左右されます。
「今まで言われたことがなかったのに」
なんてこともありうるわけですね。

ただし不妊治療を受けておいでの方は、「卵胞チェック」を受けられることが多いわけで、つまり「もっとも見つけやすい時期」に頻回に超音波を見ることになり、見つかりやすいとも言えますね。
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ドクターI

Author:ドクターI
武蔵境生息、(自称)不妊屋「ドクターI」、自己流生殖医療を語ります。

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