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肥満と男性不妊(7)

過去に、「肥満と男性不妊」と題し、「メタボの合併症」の初発症状が「男性不妊」である方もいらっしゃるわけで、その段階でその方が意識を変えたら、その方の「生命予後」を変えられる可能性があるのだ、と論じたことがあります。
えっと、です。
この内容に関連して、見事にその傾向を示したデーターがあったのでお示ししておきます。
2013年の「Hum Reprod Update」で、
です。
この論文の「Figure2」が下図です。




BMIがnormal weight(18.5-24.9)の人と比べ、「乏精子症+無精子症」の割合がどうか?を示したグラフです。
  • underweight(BMI <18.5)の人は1.15 (0.93-1.43)
  • overweight(BMI 25.0-29.9)の人は1.11 (1.01-1.21)
  • obese(BMI 30.0-39.9)の人は1.28 (1.06-1.55)
  • morbidly obese(BMI >40.0)の人は2.04 (1.59-2.62)
とのことです。
このように、痩せすぎもダメ、太りすぎもダメ(少なすぎもダメ、多すぎもダメ)となるパターン、よく「Jカーブ曲線(J-shaped relationship)」と呼ばれています。
本当にきれいなJカーブですね。

このように生殖医療の現場は、その方において「生活習慣を見つめなおす人生最後のチャンス」となっているケースが多々あると思うのです。
ここで変われるかどうか?
そういうことなのだと思います。
頑張れ!
僕もあまり人のことは言えませんが・・・(^^ゞ




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ドクターI

Author:ドクターI
武蔵境生息、(自称)不妊屋「ドクターI」、自己流生殖医療を語ります。

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