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「セカンドオピニオン」って大事

それこそ日赤にいたときなどは、常に上司・同僚などが周辺にいるので、困ったとき、悩んだときなどにはすぐに相談できるわけです。
それが例え大分後輩の先生であっても、頷いてくれるだけでも心強い、なんてこともあるわけです。
「カンファレンス」というものもあります。
皆で、あれやこれや意見や思いを言うわけです。
そんな感じで、集団でいると、「独りよがり」が起こりにくいという利点があります。

一方で、今の僕の様な立場になってしまうと、どうしても「独りよがり」が起こりやすいわけです。
この「独りよがり」が、当たっていればいいのですが、外れていたら最悪です。
まして、この世界、ご夫婦の人生を変えかねないわけで、重責でもあります。
医者の「独りよがり」ほど、愚かなものはありません(合っていればいいのですが)。

僕は現在「セカンドオピニオン外来」と称して、ご希望の患者様に、「僕流」のアドバイスを行っております。
そこで拝見すると、
「これは、こうしたほうがいいんじゃない?」
「これは、ARTじゃなくてopeじゃないの?」
「ARTはover-treatmentじゃないのかな?」
「ご主人様側の診察は行ってもらってますか?」

などなど、僕レベルでも結構気が付く点があるわけです。

逆に、僕もこれを起こしている可能性がある、とも思っているわけです。
「僕が気が付いてない、いい治療法があるのではないか?」
「何か見落としてないか?」
「僕じゃない誰かが治療に当たった方がhappyになるんじゃなかろうか?」


・・・ね。医療ってすごい怖いんですよ。
こうした恐怖感に打つ勝つためには、とにかく知識のupdateが必要で、最新の論文を読み漁る必要があるわけです。
他には、他のドクターに目を通してもらう。つまりセカンドオピニオンに行ってもらう
(僕はおそらく、かなり積極的にセカンドオピニオンをお勧めする方だと思います。)
そうすると、先方の先生から、ご丁寧なお返事をいただいて
「あぁ、こういう考えもあるのかぁ。」
と、勉強させられるシーンも多いわけです。

そんなわけで、「セカンドオピニオン」、すごく大事
僕も、時間の許す限り、「セカンドオピニオン」、お受けしたいと思っているわけです。
(でも、当院の「セカンドオピニオン外来」、直近、混んでいて、お待たせしてスイマセン。お許しください。)
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コメント

[C256] Re: 良心

「勝てば官軍、負ければ賊軍」の世界ですからねぇ。
厳しい世界なわけです。

感謝の言葉をかけてくださる方も多い中、トラウマになるような言葉を突き付けられたこともあるわけです。
「ああ、医者なんかやってなければ、こんなつらい思いしなくて済んだのにな。」
なんて、もう、過去に何回思ったことか。

ま、でもまだ僕を求めてくださる方がいるうちは、頑張るわけです。
そして、僕の人生の時間は、そうした僕を求めてくださる方々のために、費やしたいわけです。

哲っ学ぅ!
  • 2016-07-13 20:29
  • ドクターI
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[C255] 良心

医療の怖さ、を公に語って下さる先生は少ないように思います。

私はこれまでの不妊治療でいくつか病院を変えました。諦めようかと思ったこともありましたが、もう少し…と、どうにか頑張っているのは、岩本先生のおかげでもあります。
先生やこちらのクリニックには、本当の意味で、良心を感じています。

ですので、先生やクリニックの皆様には今後も元気で頑張って頂きたく思っております!
  • 2016-07-13 11:14
  • 匿名
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ドクターI

Author:ドクターI
武蔵境生息、(自称)不妊屋「ドクターI」、自己流生殖医療を語ります。

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