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続:低刺激法の落とし穴

昔、こんな記事を書いたことがあります。偉い先生が痛烈に「低刺激法」を批判しているわけですが、朝方ネットを見ていると、こんな記事が載っていました。その中の一文、お借りします。



「自然志向」が成功率を引き下げている?

体外治療を受けることになってからも、自然志向は続く。「身体に優しい」というイメージに惹かれて排卵誘発剤を使わない治療を希望する人が多いのだが、これも、海外にはない光景だ。

排卵誘発剤を使って複数の卵子を採卵した方が妊娠しやすいことは統計的にはっきりしている。自然に排卵する卵子はたった1個で、それが妊娠できる卵子である確率は限られているからだ。ただ、卵子が本当に少なくなってくると、薬を入れても育つ卵子はわずかなので弱い薬が選ばれるようになる。

つまり排卵誘発剤とは、医師がその人の医学的条件に合わせて薬の種類や量を微妙に調整して使うのが医療本来の姿だ。ところが日本では単純に「薬はよくない、自然は優しい」と考えてしまう人が多い。こうした風潮を背景にして、日本では、「自然周期」といって、まったく薬を使わずに卵子を1個ずつ採る体外受精が少なからず行われている。




おお、こわ。
僕が言ってるんじゃないですよ。リンク先の偉い先生の言葉ですよ。
ま、全く同感ですが。
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ドクターI

Author:ドクターI
武蔵境生息、(自称)不妊屋「ドクターI」、自己流生殖医療を語ります。

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