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ビタミンDと生殖の関係(1)

さて、新シリーズを一つ。
どうも最近、「ビタミンD」という言葉をやたら目にします。
「ビタミンD欠乏症が生殖に様々な影響を与えているのではないか?」という考えらしいです。

ビタミンDはご存知、日光に当たると合成されるわけです。
(正確には前駆体である7-dehydrocholesterolから波長300nm付近の紫外線により皮膚でcholecalciferol(D3)に光化学的に生成される)
僕なんか、人より光で合成できる表面積が広いので、ビタミンD過剰かも知れません。
(嗚呼、でも日中ずっと室内にいるから、せっかくの長所が生かされていないのでしたwww・・・orz)

そうだよ!「美白」とか言って日焼け止め塗って、日傘刺して、夏にも袖を隠して、
「ビタミンD欠乏!」
とか騒ぐの、本末転倒じゃ?
日光浴すればいいじゃん!自然だし!
・・・・などと言うと、シミだの何だの「乙女(?)心を理解してない!」と怒られそうなので、まあ、日焼け止め塗って、日傘刺して、ビタミンDのサプリメント飲むの、認めざるを得ませんかねぇ。

そんなわけで、「美白」ブームでUVプロテクト製品を塗りたくって日中ずっと建物内にいるわけですから、確かに現代生活、みんな「ビタミンD」欠乏気味になってしまうのかも知れません。
そんなわけで「ビタミンD」が注目されてきているのでしょう。

今回はを読んでみたいと思います。

しかしこの論文の「a Trojan Horse or the Golden Fleece?」という表現、気になりますね。結論を読んでしまいますと、

Vitamin D is definitely not a Trojan Horse in reproductive health, since there were no adverse effects reported for vitamin D intake of up to 10,000 IU/day, but to proclaim it the Golden Fleece, more evidence is needed.

とありますから、まあ、Trojan Horse(トロイの木馬)は「過剰摂取による副作用」を、Golden Fleece(金羊毛)は「劇的な効果」を意味してるんでしょうね。
まあ、毒にもならないけど、薬だというにはエビデンスが足りない、ということでしょう。
あ!しまった!もう結論を読んでしまいましたwww。
まあ、内容も精読していきましょう。

【続く】
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ドクターI

Author:ドクターI
武蔵境生息、(自称)不妊屋「ドクターI」、自己流生殖医療を語ります。

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