Entries

ビタミンDと生殖の関係(2)

で、昨日ご紹介したと同時にも似た内容のようですので読んで行こうかと思います。


先ずは、PCOについて。

【ビタミンDとPCO】

まずはの方から。

  • PCO患者では、ビタミンDの変化が、AMH産生パターンに変化を及ぼし、FSH感受性を変化させ、これが卵胞発育に変化を及ぼしている可能性がある。
  • 肥満があると、(ビタミンDは脂溶性ビタミンなので)ビタミンDは脂肪に蓄積してしまい、さらには日光を避けることで、PCO患者にはビタミンD欠乏が65-87%の割合でみられる。
  • ビタミンD欠乏のPCO患者にビタミンDを補充すると、
    • 血中sRAGE濃度が上昇する。sRAGEは終末糖化産物(というPCOの原因物質と考えられている物質、一般的には老化タンパクとして有名)を解毒する働きがある。
    • AMHを低下させる働きがある。AMH低下により卵胞のFSH感受性が改善する可能性がある。
  • 血中ビタミンD濃度はクロミフェンによる排卵誘発の成功に関連していると言われている。
  • 91人のPCO患者の報告によると、クロミフェン50mgによる排卵率は57.1%、妊娠率は26.9%で、血中ビタミンD濃度と明らかな正の相関が認められた。

おお、なかなか好感触でないかい?
ま、日本では欧米ほど、いわゆる「obese-PCO」が少ないので、このまま当てはめるのはどうか?と思うけど。

【続く】
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

プロフィール

ドクターI

Author:ドクターI
武蔵境生息、(自称)不妊屋「ドクターI」、自己流生殖医療を語ります。

カウンター