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救急処置のABC

本日午前診療終了後、スタッフさんたちと、院内にあるAEDの動作点検+使用体験を行っておりました。
ま、使う事態にならないことを祈るばかりですが、備えあれば憂いなし、ということで。

その最中、「救急処置のABC」という話が出ました。

(昔の)医学生/看護学生は(おそらく)必ず教わったであろう「救急処置のABC」
A:Airway(気道確保)
B:Breathing(呼吸補助)
C:Circulation(循環補助)
の頭文字で、この順に蘇生処置を行いましょう、というものです。
(ちなみに現在ではこの順番はC→A→Bになっているそうです。時代は流れるものです。)

そんなドクター『I』、研修医になりたての頃(もう20年近く前ですが・・・)、先輩に面白いことを教えてもらいました。

先輩:「救急処置のABCって知ってる?」
ドクター『I』:「そんなの流石に知ってますよ。Airway-Breathing-Circulationですよね」
先輩:「お前はアホだねぇ。A:another doctor、B:behind the doctor、C:call another doctorが正解だ」


つまり、救急処置が必要になったら、「まずだれか他の医者を呼び、その医者が来たらその医者の背後でさらに他の医者を呼ぶんだ」というわけです。
「何それ?」
と下品なシャレのように感じるわけですが、今になって改めて考えてみると、強ち間違っていない。
というか、正しい。
一人で全て背負い込もうとするのが一番危ない。

A:another doctor
B:behind the doctor
C:call another doctor


一間、小ばかにしているようで、実は最も重要なABCかも知れません。
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ドクターI

Author:ドクターI
武蔵境生息、(自称)不妊屋「ドクターI」、自己流生殖医療を語ります。

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