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リコンビナントhCG(オビドレル)の考察(2)

そんなわけで、従来の尿由来hCG 10,000単位筋注→リコンビナントhCG 250μg皮下注に変更して大丈夫なの?
つまり
・従来の尿由来製剤10,000単位とリコンビナントの250μgってどうなのよ?
・筋注を皮下注にしちゃって大丈夫なの?

についての検討から。
です。
(それにしても、2001年の論文に既に記載されている内容が、ようやく日本で使えるようになるって・・・)
以下論旨。
赤字が有意差あり。

●トリガーとしてのリコンビナントhCG250μg皮下注 v.s. リコンビナントhCG500μg皮下注v.s. (従来の)尿由来hCG 10000単位筋注
●排卵誘発はロング法、採卵34-38時間前に何れかでトリガー
●数字は何れもrhCG250μg皮下注- rhCG500μg皮下注-uhCG10000単位筋注の順
  • 採卵数は13.6個-14.6個-13.7個
  • 正常受精数は 7.2個-8.8個-7.8個
  • 黄体期中期のプロゲステロン 133.0-163.5-147.4
  • OHSS 3.2%-9.0%-3.1%
  • 妊娠反応陽性率 39.4%-43.8%-39.1%
  • 臨床的妊娠率 35.1%-36.0%-35.9%

ということです。
つまり、成績的には
「尿由来hCG 10,000単位筋注」と「リコンビナントhCG 250μg皮下注」がほぼ同等

「リコンビナントhCG 500μg皮下注」だと「尿由来hCG 10,000単位筋注」に比べて強すぎる
ということですね。

【続く】
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ドクターI

Author:ドクターI
武蔵境生息、(自称)不妊屋「ドクターI」、自己流生殖医療を語ります。

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