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母体保護法指定医研修会にて

そういえばご報告が遅れましたが、先週の土曜日(9/2)、午後診療を休診とさせていただき、「母体保護法指定医研修会」に参加しておりました。
(決してサボっていたわけでは無いことを申し開きしておかねば!wwwww)
ドクター『I』は「母体保護法指定医」でもあるので、定期的に研修会への参加が求められております。
ご迷惑をおかけいたしまして誠に申し訳ございませんでした。





内容は、主に「生命倫理」でございまして、誠に重い内容でございます。

現在は「母体保護法」という「イメージの悪くない(?)」名称ですが、ドクター『I』が医学生の頃は(まだほんのつい最近なわけですが)、何と「優性保護法」という名称でございました。
今聞くとドキッとするような名前です。
1948年(昭和23年)に制定された法律なので、まあ、その時代背景は「そういう世相だった」ということでしょう。
まあ、戦後なので、そういう世相もまあ、まあ(?)。

で、(この辺は、医学生のお勉強では試験の山なのですが)兵庫県が、今考えるとなかなか凄いことを「政策」としてやってのけます。ですかね。
1966年より推し進められた政策で、1972年には公費負担による胎児診断が開始されました。
・・・・改めて考えると凄いな、兵庫県。
ハシケンだかに行政やらせてる場合じゃないですぞ。

この1972年には、優生保護法の改正案が国会に提出され、いわゆる「胎児条項」(=胎児に問題があれば人工妊娠中絶が認められること)が衆議院を通過しております。
しかしながら、参議院では審議未了となり、廃案になりました。
こんな経緯のため、現在も「母体保護法」には「胎児条項」が無いわけです。

・・・・1972年、ドクター『I』、生まれてたよ・・・・。
今考えると凄い世相だったんだねぇ。

NIPT然り、この分野では現在PGSが議論されております。
日常診療でも
「何で日本ではPGSが認められないのだ?」
と聞かれることがあります。
ドクター『I』のような凡人に聞かれても、ねぇ。
(ああ、歯切れの悪い終わり方だ・・・・深く突っ込まないで下さいm(_ _)m


そんなわけで、9/2の午後を休診にさせていただいて、こんな「重い」勉強をしていたドクター『I』でした!
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ドクターI

Author:ドクターI
武蔵境生息、(自称)不妊屋「ドクターI」、自己流生殖医療を語ります。

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