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祝!妊娠報告~その16:卵管留水腫、疑えるかどうか?が勝負の分かれ目!

さて、本日は「気持ちよくキマッた、カコイイ」妊娠例のご紹介です!(患者様の御承諾を得ています。おめでとうございました。)



\(^o^)/

さて、この方は、高校生の頃から卵巣嚢腫の手術を繰り返している方でした。
卵巣嚢腫の手術を繰り返すと、卵巣予備能が低下するわけです。
当院に初診してくださった時、30代中盤でしたが、既にAMH=0.51でした。
既に複数回採卵を繰り返したものの、結果が出ない、とのことで当院ご受診いただきました。

拝見すると、既に右卵巣には卵巣嚢腫が再再発しているではありませんか。
しかもどうやら左卵管留水腫があり、子宮内膜ポリープもボコボコです。

とにかく、左卵管留水腫をクリップしない事には、このまま体外やっても着床は難しいでしょう。
(もちろん内膜ポリープ切除も)
そして、どうせオペるなら、再再発している右卵巣嚢腫も同時に手術してしまいたい所です。
でも、卵巣に手を付けてしまうと、さらに卵巣予備能が低下し、致命的になるかも知れないわけです。

ああ、卵管はクリップする必要がある。でも、同時に卵巣嚢腫をオペると致命傷になるかも知れない・・・。

ということで、先ずは採卵。
すでに低下しきっている卵巣予備能ですが、なんとかイケてる胚が1個凍結できました。

オシ。次はオペ。



M先生(↑)に
「とにかく、くれぐれも卵巣には優しく、自分の卵巣をオペると思ってシャープにやってくれ!」
プレッシャーをかけまくり 丁重にお願いし、子宮内膜ポリープも含め全オペを依頼。
(M先生、いつもありがとね!先生にオペってもらった患者さん、直近たて続けに卒業していて調子いいので縁起担いで頼みまくってます。これからもよろしくね。)

で、完璧にオペってもらって、貴重な1個を融解胚移植。
で、本日妊娠判定でした。

ああ・・・・、よかった。
「こういうオペをやってほしいのよ」
と思った通りのオペをお願いできる、ってイケてるね。

この患者様も、(婦人科的には)非常にミゼラブルな経過を辿られてこられた方ですが、いつも底抜けに明るくて、ケラケラ笑っている非常に楽しい方です。
後は何とか出産まで・・・・お願いします!

ということで、スカッと気持ちのいい妊判(+)でした!
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コメント

[C340]

_| ̄|○ ←天才が通るので頭下げてます 笑

ひとつお伝えし忘れました。

先生のブログを読んで、胚移植後、杵築大社へお参りに行きました!
その時、今年のおみくじも引いていなかったので、引いたら何と「大吉」。

移植後のお参り、定着していくといいですね🎵

度々失礼しました。_| ̄|○

[C339] Re: タイトルなし

ちょっと「天才」が通りますよ(www)。

「薄氷」を踏みつつでしたが、何とかここまで来ましたね。
嚢腫の「裏」の卵胞が刺せなかった時、子宮鏡でポリープの「顔つき」を見た時など、走馬灯のように思い出されます。
(ああ、カテーテル通すのも冷や汗かいたわwww)

(あの日々が当面来ないで済むように)是非ご無事な経過をお祈り申し上げます
  • 2018-01-31 11:58
  • ドクターI
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  • 編集

[C338]

この度、いわもと先生と病院のスタッフの方々、そしてM先生のおかげで奇跡の陽性を頂き、本当に感謝しております。ここがゴールではなく、ここからがスタートですね!
治療を始めて8年。自分の卵巣予備能が空前の灯火であることは分かっていましたが、残念ですが...という言葉を聞くたびに、0ではないのになんで?という思いで、正直もうあきらめようと思ってました。でも最後の最後にもう一度!と主人と決め、いわもと先生のところに辿り着きました。そして原因を見つけて頂き、これでもかー!というミゼラブルな状況に一度は撃沈しかけましたが、先生の「だーいじょーぶです」という言葉に、なぜか、「うん大丈夫だ」と思えたのでした。そしてその言葉通り!!
いつも200パーセントの全力で最善の治療をして下さる先生にホント感謝です!
まだまだ卒業までありますが、必ず卒業&出産しますので、よろしくお願いします。
先生天才です!

長文失礼しました。

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ドクターI

Author:ドクターI
武蔵境生息、(自称)不妊屋「ドクターI」、自己流生殖医療を語ります。

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